
Sammy Hagar - Photo by Denise Truscello, Getty Images
サミー・ヘイガー(Sammy Hagar)は「もうツアーをしたくない」と語っています。2024年に
ヴァン・ヘイレン(Van Halen)楽曲をパフォーマンスするツアーを日本を含めて行いましたが、マイアミ・ヘラルド紙の新しいインタビューの中で、今後はレジデンシー公演(※同じ会場で長期にわたって定期的に公演すること)と単発公演に力を入れたいと語っています。
ヘイガーは、このツアーのレジデンシー・ヴァージョンをラスベガスで4月30日より行う予定です。
「もうツアーをしたくないと思っている。ファンを怒らせたくないから、そんなことは言いたくないけどね。
一回限りのショーとか、そういったことはやるつもりだけど、レジデンシーは俺のキャリアをさらに伸ばしてくれるだろう。そうなることを俺は願っている。
これなら、移動する必要もないし、毎日荷物を整理したり、飛行機に乗ったりする必要もない。この年になると、そんなことをやっていると肩が痛む。でも、俺はパフォーマンスをしなければならない。結局のところ、俺はパフォーマーなのだから。
マネージャーには“ツアーには出ないで、レジデンシーをさせてくれ”と何度も言っている。(今回の公演が)もし気に入れば、また別のものをやるだろう。そして、それが成功すればまた別のをやるし、そうすれば、キャリアをもう数年延ばすことができる」
またヘイガーはジョー・サトリアーニと共作した新曲「Thank You」をレジデンシー公演直前にリリースする予定であることも話しています。
【update:2025/01/22 17:01】
ヘイガーは自身のInstagramアカウントにビデオメッセージを投稿し、「もうツアーはしないつもりだとは言っていない」と発言を否定。「(レジデンシー公演の方が)移動の疲れもなく、十分に休めるから、素晴らしいものになると思う。レジデンシーがうまくいけば、何年も活動を続けられる答えが見つかるだろう。もしそうでないなら、ツアーは厳しくなり、どんどん活動が減っていき、最終的には、おそらくまったくできなくなるだろう。それは避けられない。俺は人間なのだから(笑)」という内容を話しています。