
Marshall Allen, photo by Ayana Wildgoose
御年100歳。象徴的なサックス奏者、作曲家、そして
サン・ラ・アーケストラ(Sun Ra Arkestra)のリーダーである
マーシャル・アレン(Marshall Allen)が初のソロ・アルバムをリリースします。タイトルは『New Dawn』で海外で2月14日発売。リリース元はMexican Summer / Week-End Records。
アレンは、70年以上にわたってレコーディングとパフォーマンスを行ってきましたが、自身の名義では今作が初のスタジオ・アルバムです。
「1世紀にわたる音楽の儚さと超越性を伝える時空へのラブレター」と表現されるこのアルバムには全7曲を収録。アレンは100歳の誕生日の2日後にフィラデルフィアでこのプロジェクトのレコーディングを開始しました。
タイトル曲である「New Dawn」は、アレンのサックスによる温かみのあるインストゥルメンタルのメロディに、サン・ラ・アーケストラのバンドメイトであるクノエル・スコットの歌詞、
ネナ・チェリー(Neneh Cherry)のヴォーカルが組み合わされた、ノスタルジックでゆったりとした曲です。
アレンはアルバム全体を通じてスコットと緊密に協力し、2人は未発表曲やアーカイブされた音楽を吟味して各曲を制作しました。
「(スコットは)誰よりもマーシャルをよく知っていて、マーシャルの楽曲を深く理解していたので、アルバムの素材選びの指針となりました」と、このプロジェクトのプロデューサーであるヤン・ランキッシュは語っています。このアルバムの中心は「過去と未来、伝統と発見の融合」と表現されています。
タイトル曲「New Dawn」はミュージックビデオが公開されています。
■『New Dawn』
1. Prologue
2. African Sunset
3. New Dawn (feat. Neneh Cherry)
4. Are You Ready
5. Sonny’s Dance
6. Boma
7. Angels and Demons at Play