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高倉健のドキュメンタリー映画『健さん』 BS無料放送のBS12で2月19日放送

2025/01/15 22:20掲載
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高倉健
高倉健
日本が生んだ稀代の映画俳優 高倉健。国内外20人以上の証言により、人間・高倉健の美学に迫る、初のドキュメンタリー映画『健さん』(2016年制作)がBS無料放送のBS12 トゥエルビで2月19日(水)放送。

またBS12 トゥエルビでは、2月26日(水)に、高倉健と勝新太郎の唯一の共演作である映画『無宿(やどなし)』も放送します。

■長編ドキュメンタリー映画「健さん」
BS12 トゥエルビ 2025年2月19日(水)よる 8:00~

2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。高倉健、逝く――メディアは、この巨星を“最後の映画スター”と呼んだ。1960年代のプログラム・ピクチャー全盛期に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた。任侠映画衰退後の 1970年代以降は作品を厳選。クオリティの高い人間ドラマに次々と主演して賞賛の声を集め、日本アカデミー賞では4度、ブルーリボン賞では2度、主演男優賞の栄冠に輝いた。スターとしてのスケールの大きさ、凛とした立ち振る舞い、劇中で体現する自分を曲げない男らしさ。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた――「健さん!」。しかし我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか?生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?『健さん』は高倉健にまつわる、そんな疑問への答えを提示した初のドキュメンタリー映画である。

【出演】
マイケル・ダグラス/ポール・シュレイダー/ヤン・デ・ボン/ユ・オソン/チューリン/ジョン・ウー/マーティン・スコセッシ

阿部丈之・真子/石山希哲・英代/今津勝幸/梅宮辰夫/遠藤努/老川祥一/川本三郎/佐々木隆之/澤島忠/関根忠郎/立木義浩/中野良子/西村泰治/降旗康男/森敏子/八名信夫/山下義明/山田洋次/中井貴一(語り)

【スタッフ】
監督:日比遊一
プロデューサー:増田悟司
音楽:岩代太郎
メインタイトル:中野北溟
撮影:戸田義久
編集:大形美佑葵
録音:沼田和夫

番組ページ
https://www.twellv.co.jp/program/drama/kensan/

ⓒ2016 Team "KEN SAN”

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■映画「無宿(やどなし)」
BS12 トゥエルビ 2025年2月26日(水)よる 8:00~放送

2大スター、高倉健と勝新太郎の唯一の共演作。

刑務所で知り合った風貌も性格も対照的な二人が奇妙な友情で結ばれ、足抜けさせた女郎と共に海底に沈む財宝を探し出そうとする冒険ロマン。二人に恋心を抱くサキエを梶芽衣子が演じる。(1974年制作)

【あらすじ】
昭和十二年夏、粋な着流しの穴吹錠吉(高倉健)と白い麻の背広にカンカン帽の駒形玄造(勝新太郎)が出所した。その風態は、押し黙り、復讐に燃える眼差しでいながらどこかクールな錠吉とひょうきんで親分肌の駒玄を象徴している様だった。出迎えもない二人だが錠吉の出所が大場親分(大滝秀治)に知らされる。駒玄は坂東梅之丞率いるどさ廻りの芝居小屋へ舞い戻った。錠吉の方は、一通の手紙を握り、兄貴分信二郎の女房ユキノを女郎屋へ訪ねた。だが、ユキノは既にこの世の人ではなかった。

【出演】
役名:キャスト
穴吹錠吉:高倉健
駒形玄造:勝新太郎
サキエ:梶芽衣子
板東梅之丞:藤間紫
安:山城新伍
百合香:栗崎昇
辰平:中谷一郎
大場親分:大滝秀治

【スタッフ】
製作:勝新太郎、西岡弘善、真田正典
脚本:中島丈博、蘇武道男
監督:斎藤耕一

番組ページ
https://www.twellv.co.jp/program/drama/yadonashi/

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