空飛ぶ象ジャケのアルバムでも知られる英国のアフロ・ロック・バンド、
オシビサ(OSIBISA)の創設メンバーで、シンガー/サックス奏者/パーカッショニストのテディ・オセイ(Teddy Osei)が死去。バンドのFacebookページで発表。88歳でした。
以下、バンドの声明より
「テディ・オセイ(1937年12月~2025年1月14日)
オシビサのメンバーおよびバンドのマネジメントは、本日、親愛なるクライアントであり友人であったフランシス・“テディ”・オセイの訃報に接し、深い悲しみに暮れています。
アフロ・ロックの草分け的バンド、オシビサの創設者でありリーダーとして世界的に知られていた彼は、才能と情熱にあふれた人物であり、ミュージシャンであり、多くの人のメンター(師/指導者)でもありました。
才能あるサックス奏者、ドラマー、ヴォーカリストであったテディは、自身のバンド、特にオジビサで成功を収めると同時に、充実感も得ていました。彼は音楽と文化において重要な存在であり、その死は惜しまれるでしょうが、決して忘れられることはありません。
詳細なバンドの声明は後日発表されます。
R.I.P.フランシス・テディ・オセイ」
オシビサは、ガーナ生まれのテディ・オセイを中心に1969年に英国で結成。西インド諸島を含むアフロ圏(ガーナ、グレナダ、アンティグア、トリニダード、ナイジェリア)出身のメンバーからなるアフロ・ロック・バンドで、白人音楽ファンにアフリカの魅力的なアフロビートサウンドを紹介するのに重要な役割を果たした。「Music for Gong Gong」「Sunshine Day」などポリリズム的なアフロ・ビートや、ロック、ファンクといった様々な音楽要素を融合させたサウンドは、70年代初頭の英ロック・シーンだけでなく、後期に起こったディスコ・ブーム、現代のダンス・ミュージックにも多大な影響を与えている。