Billy Joel / Streetlife Serenade
ビリー・ジョエル(Billy Joel)の生誕75周年と『Streetlife Serenade』リリース50周年を記念して日本独自企画の 『ストリートライフ・セレナーデ 50周年記念デラックス・エディション』<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>が発売決定。
これは、超希少“4chサラウンド・ミックス”を収録した日本初登場となるSA-CDマルチ・ハイブリッド盤に、「ストリートライフ・セレナーデ・ツアー」期の名演を収録したライヴ・アルバム『Live at The Great American Music Hall, 1975』(世界初CD化)を追加した2枚組に、数々の貴重なメモラビリアを復刻して封入したもの。2月19日(水)発売。
以下インフォメーションより
今回のデラックス・エディションのDISC 1(SA-CDマルチ・ハイブリッド盤)では、1975年に発表された幻のクアドラフォニック(4ch)・ミックスを日本で初めてSA-CD化。更に通常のステレオ・ミックスも2024年最新DSDマスタリングにてSACD層とCD層に収録してある。また、CD層には 「Souvenir (from 『Live From Long Island』」【世界初CD化】 を含む4曲のライヴ音源をボーナス・トラックとして追加収録。
DISC 2(高品質Blu-Spec CD2仕様)は1975年6月にサンフランシスコのグレート・アメリカン・ミュージック・ホールで行われた初期のビリー・ジョエルのコンサートの模様を捉えた大変貴重なライヴ盤。元々は2021年11月にアメリカとヨーロッパでリリースされた限定アナログ盤ボックス・セット 『THE VINYL COLLECTION, VOLUME 1』 の特典ディスクとしてその存在が明らかになったもので、一部はCD化されていたが、ライヴまるごとのCD化はこのたび世界初となる。
更に今回のデラックス・エディションには、1974年当時のUSプレス・キット(リリースに際してメディアに配布されたバイオグラフィーやメディア評を集めた資料)を始め貴重なメモラビリアの数々も封入。資料的価値も高い、ファン垂涎のアイテムとなっている。
【クアドラフォニック (4ch) ・ミックスについて】
~Wall of Guitar Sound~(ギターに彩られた別物の『ストリートライフ・セレナーデ』)
本作のクアドラ盤は1975年にアメリカでLPと8トラック・テープで発売された後、2015年にAudio Fidelity社よりSA-CD化されていたが、今回の50周年盤は、米国コロムビアより提供されたオリジナル・クアドラミックス・マスター音源を元に、改めて日本のソニー・スタジオでDSDマスタリング処理が施された、2024年最新リマスター音源になっている。肝心の音だが、このクアドラフォニック・ミックスをプレイヤーにかけると、「街の吟遊詩人は…」のイントロの一音目で、リスナーは即座に別次元の音空間に瞬間移動させられたかのような錯覚に見舞われる。4つのスピーカーから放たれる音はどれも、とても50年前に録音されたものとは思えないほど、ピュアで生々しく、初々しい響きを保っている。前作 『ピアノ・マン』 のクアドラ・ミックスは、オーケストラが使われていたこともあり、ゴージャスで派手な「まるでカーニバルのようなサウンド」 だったが、本作は元々ビリーの意向もあり、オーケストラを使わないシンプルなサウンド作りがなされている。その分、エレキ・ギター、アコースティック・ギター、スライド・ギター、ペダル・スチール・ギター、バンジョーと弦楽器の比重が高くなっており、そのサウンドを言い表すならば「ウォール・オブ・サウンド」 ならぬ 「ウォール・オブ・ギター・サウンド」。ビリーの楽曲を彩るべく幾重にも重ねられた各ギターの音色が四方から飛び出し、立体的な音像をリスナーの周りに構築し、ステレオでは体感できないようなまるで別物の『ストリートライフ・セレナーデ』 を提示してくれる。聴いていてそれが実に心地いい。ステレオ・ミックスだと時代遅れなサウンドに聴こえていたペダル・スチール・ギターの音色さえも、その浮遊感が癖になるぐらい耳に心地よく、没入感に浸れる魅力的なサウンドになっている。 (中略)ステレオとはまるで別物の『ストリートライフ・セレナーデ』に潜む“音のお宝”探しを、ぜひ堪能して頂きたい。
(デラックス・エディション:最新ライナーノーツより抜粋)
■『ストリートライフ・セレナーデ 50周年記念デラックス・エディション』<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>(2枚組:SACD + CD) 【完全生産限定盤/日本独自企画】
2025年2月19日発売
SICP10157~9
税込¥5,800(税抜¥5,273)
<収録内容>
●DISC1(SA-CD)『ストリートライフ・セレナーデ』 オリジナル・アルバム 〈SA-CDマルチ・ハイブリッド・ディスク仕様〉
SA-CD層(全10曲) Multi 4ch|Stereo 2ch 【2024年DSDマスタリング(クアドラフォニックLP 4chミックス・マスターより)】 4chミックス日本初SA-CD化
CD層(全14曲)Stereo 2ch 【2024年DSDマスタリング】
01. 街の吟遊詩人は…
02. ロスアンジェルス紀行
03. 場末じみた場面
04. ルート・ビアー・ラグ
05. ロバータ/街の恋物語
06. エンターテイナー
07. ビッグ・タイム・スペンダー
08. 週末の歌
09. スーベニア
10. メキシカン・コネクション
11. 街の吟遊詩人は… (Live) CD層のみのボーナス・トラック
12. ロスアンジェルス紀行 (Live) CD層のみのボーナス・トラック
13. エンターテイナー (Live) CD層のみのボーナス・トラック
14. スーベニア(Live)★ CD層のみのボーナス・トラック
M11, 12 from 『Songs In The Attic』, M13 from 『12 Gardens Live』, M14 from 『Live from Long Island』
★世界初CD化
●DISC2(CD)LIVE AT THE GREAT AMERICAN MUSIC HALL, 1975 〈高品質Blu-spec CD2仕様×2023年デジタル・リマスター〉
01. イントロダクション ★
02. 小雨降るパリ
03. ロバータ/街の恋物語 ★
04. メキシカン・コネクション ★
05. ルート・ビアー・ラグ ★
06. ジェイムズ ★
07. バンド・イントロダクションズ ★
08. 僕の故郷
09. 美しすぎて( インタールード) ★
10. エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ ★
11. ニューヨークの想い ★
12. ベニー&ジェッツ(インタールード) ★
13. 流れ者の祈り
14. デルタ・レディ(インタールード) ★
15. エンターテイナー
16. さすらいのビリー・ザ・キッド
17. 悪くはないさ
18. 週末の歌 ★
★世界初CD化
<豪華仕様と封入特典>
■US盤オリジナル・クアドラフォニックLPのアートワークを初復刻した7インチ紙ジャケット
■US盤オリジナル・クアドラフォニックLPのゴールド・レーベルを再現
■1974年アルバム発売時に米コロムビア・レコードが作成したメディア配布用プレス・キットを復刻〈リサイズ〉
■US盤オリジナル・クアドラフォニックLP内袋復刻
■日本盤LPの初版帯を含む2種の帯を復刻 〈リサイズ〉
■『ストリートライフ・セレナーデ』 日本盤LP初回発売時12Pブックレット復刻 〈リサイズ〉
■7インチ・シングル盤ジャケット4種(POR盤、GER盤、NED盤、JPN盤)復刻 〈実寸大〉
■モノクロ72ページ日本語ブックレット
●新規ライナーノーツ
●2021年のビリー本人による 『ストリートライフ・セレナーデ』 セルフ・ライナーノーツ翻訳
●1974年USプレス・キット翻訳
●1978年日本盤初回発売時ライナーノーツ
●歌詞・対訳