Andy Bell / pinball wanderer
ノイ!(Neu!)の
ミヒャエル・ローター(Michael Rother)参加。
ライド(Ride)の
アンディ・ベル(Andy Bell)は新ソロ・アルバム『pinball wanderer』を海外で2月28日発売。
通算3作目のソロ・アルバムですが、過去2作のソロアルバム(2020年の『The View From Halfway Down』と2022年の『Flicker』)は1990年代から温めていた楽曲を基に制作されたものに対して、今回のアルバム『pinball wanderer』は全くの新作です。
新作からのリードシングルは、ポストパンク/ニューウェーブ・バンド、
ザ・パッションズ(The Passions)の「I'm in Love with a German Film Star」のカヴァーです。
アンディ版は「i'm in love...」というタイトルで、元
ワン・ダヴ(One Dove)の
ドット・アリソン(Dot Allison)がヴォーカルを、ミヒャエル・ローターがギターを担当しています。ミュージックビデオが公開されています。またリミックス・ヴァージョンも公開されています。
アンディはプレスリリースでこう述べています。
「“I'm in Love with a German Film Star”は、ライドのサウンドチェックで毎回、この曲のギターパートを弾いていた時期があった。エロル・アルカンはずっと“プロト・シューゲイザー”だと主張してきたけど、僕もそう思うよ。
(ミヒャエル・ローターがこの曲に貢献したことについて)
昨年2月、バービカンで行われた彼のライヴで彼に会って、この曲のリミックスをお願いしたんだけど、彼はギターを弾きたいと言った。それによってすべてが全く新しいレベルに達した。翌朝ツアーに出発する予定だったので、出発前にこのシングルをミックスしなければならなかった。ミックスにミヒャエルのギター・パートが加わったのを聴いたとき、とても信じられない気持ちになったよ。そのおかげで、夜までレコーディングとミックスを続ける気力が湧いてきたんだ」