Robert Plant - Leaping Wolf pub
パブでビールを注文したらバーテンダーが
ロバート・プラント(Robert Plant)だった。目の前でビールを注ぐプラントにパブの常連たちは大喜び。プラントは自身が愛するサッカークラブを共に愛するサッカー・ファンたちと楽しい夜を過ごす。
プラントはイングランド中部ウェスト・ミッドランズ州ウルヴァーハンプトンをホームタウンとするサッカークラブ、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズの大ファンで、2009年からは副社長を務めています。
プラントがバーテンダーとして勤務したのは、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズの本拠地であるモリニュー・スタジアムのすぐ近くにあるパブ「The Leaping Wolf」。
プラントが働くことになった経緯について、パブのマーケティング・マネージャーであるダニエル・モリスは地元の新聞エクスプレス&スターに次のように語っています。
2025年1月6日、この日はモリニュー・スタジアムでウルヴァーハンプトン・ワンダラーズとノッティンガム・フォレストの試合が予定されていました。
「彼(プラント)はモリニュー(スタジアム)の駐車場に入るためのカードキーを持っているんだけど、電池が切れてしまったんだ。それで、彼はうちのパブの駐車場まで車を走らせ、マネージャーのネイサンに車を停めていいかと尋ねたんだよ。
ネイサンは、試合のある日には通常、駐車料金を請求しているけど、試合後にパブに来てビールを注いでくれるなら、無料で駐車させてあげると言ったんだ」
プラントは「もちろん」と答え、その約束を守ったという。
「試合後、彼は戻ってきた。みんな彼が戻ってくることを信じていたので大喜びだった。彼はサインをしたり、みんなと写真を撮ったりしていた。彼がビールを注いでいるときが、うちの店の一番忙しい時間帯で、店内の人がみんな携帯電話で撮影していました。みんなロック・ファンであり、ウルブス・ファンなので、本当に嬉しそうだったよ」
プラントは、彼の息子であるローガン・プラントがCEO兼創設者であるビアータウン・ブルワリーの製品である「ネック・オイル」を注いだそうで、その注ぎ口を指さしている写真が同店のSNSで共有されています。
プラントは、キッチンで働くダニエルの母親(68歳)とも交流したという。彼女はプラントの初期のライヴに行ったことがあったそうです。
「母は食事の準備でとても忙しかったのですが、なんとか彼とハグする時間を作ることができた。よかったよ。彼は、僕たちのパブが大好きだと言ってくれた。数年前と比べても、今の方が素晴らしいと言ってくれたので、本当にうれしかったよ」