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ラッシュのアレックス・ライフソン「ラッシュのトップ・トリビュート・バンドとして復帰するよりも、そのレガシーとして記憶されたい」

2025/01/07 22:00掲載
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Rush
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ラッシュ(Rush)アレックス・ライフソン(Alex Lifeson)は「またツアーに出たいと思って目覚める日もあれば、そうでない日もある。40年間、ラッシュにはニール(パート)がいた。新しいヴァージョンをいくつか作っても、同じ魔法が起こるとは思わない」「ラッシュのトップ・トリビュート・バンドとして復帰するよりも、そのレガシーとして記憶されたい」と語っています。

ラッシュのゲディー・リー(Geddy Lee)とアレックス・ライフソンは、2022年9月にロンドンとロサンゼルスで開催されたテイラー・ホーキンス追悼公演に参加し、ドラマーにデイヴ・グロール、チャド・スミス、ダニー・ケアリーを迎えて演奏しました。

英Classic Rock誌の新しいインタビューの中で、ライフソンはこの追悼公演に参加したことで、ラッシュのファイナルツアー「R40」がバンドにとってふさわしい終わり方だったと気づいたそうで、それを台無しにしたくないと思っていると語っています。

「あの追悼公演のエネルギーは素晴らしかったのは確かだよ。

またツアーに出たいと思って目覚める日もあれば、そうでない日もある。40年間、ラッシュにはニールがいた。新しいヴァージョンをいくつか作っても、同じ魔法が起こるとは思わない。一緒に仕事をして、たくさんの音楽を作ったのは素晴らしい経験だった。お互いのことが大好きで、尊敬し、笑い合っていたのは素晴らしかった。しかし、素晴らしいものであれ、そうでないものであれ、すべてはいつかは終わる。そして、思い出だけが残るんだ。

その2つの公演と、ゲド(ゲディー・リー)と僕が準備に費やした数か月のことを考えると、僕はその反響に興奮した。ウェンブリーやロサンゼルスで、尊敬し、親近感を抱いていた多くのアーティスト仲間と再び楽屋で顔を合わせることも楽しかった。

でも、数週間も経つと興奮も冷め、失ったものの大きさに苦悩しながらも、ラッシュはR40ツアーで最高のステージ・パフォーマンスを披露し、これまでと変わらぬ素晴らしい演奏を披露できたことに気づいた。僕は、ラッシュのトップ・トリビュート・バンドとして復帰するよりも、そのレガシーとして記憶されたいと思っている」