HOME > ニュース >

ジョー・サトリアーニ、次世代のギタリストたちに自分を超えることを望む理由を語る

2025/01/07 12:14掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Joe Satriani
Joe Satriani
ジョー・サトリアーニ(Joe Satriani)は、次世代のギタリストたちに自分を超えることを望む理由を語っています。サトリアーニは、より才能のある優れたプレイヤーの出現を求めており、そうでないとギター界はもっと暗い状況になるだろうと主張しています。

サトリアーニは英Classic Rockの新しいインタビューの中で、自分よりもテクニックに優れたプレイヤーが現れることを心配しているかと尋ねられて、こう答えています。

「もうすでに起こっているよ! 言っておきたいことがいくつかある。まず第一に、それが起こらなかったら、世界は深刻な問題を抱えることになる。科学者、医師、作家などもそうだけど、あらゆる分野で、人間の状態を解決するために、より新しくて、より賢い人々が必要なんだ。より良く、より賢く、日々進歩していく必要がある。それが重要なポイントなんだ。

僕たちは子供たちを育て、自分たちを助けてくれる、より良い人間を育てている。そうしなければ、僕たちは絶滅してしまう。それに、新しいプレイヤーにワクワクしないのであれば、それはとても悲しいことだよ。僕は目にするプレイヤーのほとんどすべてにワクワクしている。僕は支持するし、いつもそうしてきた。僕は教えることから始めたので、スティーヴ・ヴァイが僕の家に入ってきて僕を驚かせるというようなことには慣れるんだ」

サトリアーニは1990年代にG3ツアーを立ち上げようとしたとき、レコード会社の経営陣は、ライバルと見なされる他のギタリストたちと共演することに理解できなかったと振り返っています。

「みんなが口を揃えて“あいつとは一緒に立たないでくれ。あいつはお前のライバルだから”と言っていた。同時にプロモーターはこう言っていた。“別々に1か月ごとに出演してもらうことはできないのか?”とね。だから、彼らとはちょっとした言い合いをしたよ。“これは違うんだ”とね。これこそが観客が本当に見たいと思っているものなんだと感じていたし、僕も見たかった。僕が14歳の頃、もしジミ・ヘンドリックス、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックが同じステージで共演しているのを観る機会があったら、それは最高のことだと思っただろうね。プロモーターの視点ではなく、ファンの視点で考えたんだよ」