ウォーターボーイズ、デニス・ホッパーをテーマにしたコンセプトアルバム発売　ブルース・スプリングスティーンやフィオナ・アップルら参加

カウンターカルチャーの象徴である映画『イージー・ライダー』などで知られる俳優／映画監督のデニス・ホッパー（Dennis Hopper）。マイク・スコット（Mike Scott）率いるウォーターボーイズ（The Waterboys）は、ホッパーをテーマにしたコンセプト・アルバムを、ブルース・スプリングスティーン（Bruce Springsteen）、フィオナ・アップル（Fiona Apple）、スティーヴ・アール（Steve Earle）らと手を組み制作しました。アルバム・タイトルは『Life, Death And Dennis Hopper』で海外で4月4日発売。リリース元は新たに移籍したSun Records。

マイク・スコットはプレスリリースの中で、こう述べています。

「彼の生涯は、僕たちの時代の物語だった。彼は、ジェームズ・ディーンと共演した『理由なき反抗』で若者文化のビッグバンに立ち会い、若き日のアンディ・ウォーホルとともにポップアートの始まりにも立ち会った。彼は、60年代のカウンターカルチャー、ヒッピー、公民権運動、サイケデリック・シーンの一員だった。70年代と80年代には、10年間にわたる荒れた生活を送り、死にかけ、立ち直り、まっとうな道に戻り、年間5本の映画に出演する名脇役俳優となった。その間も、彼の目から放たれる輝きや、彼を取り巻く危険性や予測不可能な雰囲気は失われることはなかった」

このアルバムは、ホッパーの人生だけでなく、「地球上の人間の魂が経験する奇妙な冒険のすべて」を扱っているとスコットは付け加えています。

アルバムは全25曲入りの2枚組。先行シングル「Hopper’s on Top (Genius)」が1月10日にリリースされます。

■『Life, Death And Dennis Hopper』

01 Kansas [ft. Steve Earle]
02 Hollywood ’55
03 Live in the Moment, Baby
04 Brooke / 1712 North Crescent Heights
05 Andy (A Guy Like You)
06 The Tourist [ft. Barny Fletcher]
07 Freaks on Wheels
08 Blues for Terry Southern
09 Memories of Monterey
10 Riding Down to Mardi Gras
11 Hopper’s on Top (Genius)
12 Transcendental Peruvian Blues
13 Michelle (Always Stay)
14 Freakout at the Mud Palace
15 Daria
16 Ten Years Gone [ft. Bruce Springsteen]
17 Letter From an Unknown Girlfriend [ft. Fiona Apple]
18 Rock Bottom
19 I Don’t Know How I Made It [ft. Taylor Goldsmith]
20 Frank (Let’s Fu*k)
21 Katherine [ft. Anana Kaye]
22 Everybody Loves Dennis Hopper
23 Golf, They Say
24 Venice, California (Victoria)/The Passing of Hopper
25 Aftermath