ジョー・サトリアーニ　G3ツアーにイングヴェイ・マルムスティーンを迎えることの独特な難しさについて語る

ジョー・サトリアーニ（Joe Satriani）は英Classic Rock誌の新しいインタビューの中で、G3ツアーにイングヴェイ・マルムスティーン（Yngwie Malmsteen）を迎えることの独特な難しさについて語っています。

「エリック（ジョンソン）、スティーヴ（ヴァイ）、そして僕のように、ステージに出る前に必要なものに関しては、あまり要求しない人もいる。

一方で、他のパフォーマーはもう少し多くのものを必要とする。両極端なわけだ。ロバート・フリップは“照明は不要だ。座って、みんなの後ろにいたい”と言っていた。つまり、それは、ある意味“要求はない”ということだった。

そしてイングヴェイ...つまり、彼を招待するなら、はっきりと“自分が誰を招待しているのか分かっている”必要がある。

イングヴェイの名誉のために言っておくと、彼はいつも素晴らしい演奏を披露して、イングヴェイ・マルムスティーンのライヴを常に見せてくれる。ただ、僕が思う唯一の問題は、彼は自分の出番が終わると、ステージで起こっている他のことに注意を払わないことがあることなんだ。彼はライヴの主役でないことに慣れていないんだ。

だからライヴのリーダーとして、僕は深呼吸をして、こう言っている。“イングヴェイはこういうことに慣れていないことを理解しなければならない”とね。だから、できるだけ優しく接するようにしている。例えば“スティーヴがソロを弾いているとき、彼のすぐ隣でギターを空中に投げないでね。彼は目を閉じているから。彼の頭を打たないようにしてほしいんだ！”とね」