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エクソダス/スレイヤーのゲイリー・ホルト、スラッシュメタルのミュージシャンがヘアメタルについて本当はどう思っていたか語る

2024/12/28 22:15掲載
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Gary Holt - Photo by Javier Bragado, Redferns
Gary Holt - Photo by Javier Bragado, Redferns
1980年代、スラッシュメタルのミュージシャンは、ヘア・メタル(グラム・メタル)についてどう思っていたのか? エクソダス(Exodus)スレイヤー(Slayer)とのゲイリー・ホルト(Gary Holt)は、Ultimate Guitarの最近のインタビューの中で語っています。

Q:80年代には、ヘアメタルのファンはスレイヤーのライヴには行かないだろうというような、明確な線引きがあったように思います。しかし、現在では、さまざまなスタイルがより受け入れられているように感じます。

「ポール・バーロフ在籍時のエクソダスでは、もし誰かがラットのシャツを着て来たら、俺らはポケットナイフを取り出してシャツを切り刻んでいた。バーロフの昔の写真や映像を見ると、彼は3インチ(約7.6cm)ほどの布切れを何枚も手首に巻いている。あれは、そういう奴らのシャツの布切れなんだ!

でも同時に(ラットのギタリスト)ウォーレン・デ・マルティーニのギター・リフを密かに欲しがっていた。地球上で最も病みつきになるような最高の音色を持つギター・プレイヤー、彼とロビン(クロスビー)のプレイは、俺たちギター・プレイヤーにとって密かに憧れの的だった。だから俺たちは、彼やジョージ・リンチのプレイを熱心に聴いていた。

でも同時に、2つのジャンルの隔たりはあったし、俺たちはお互いにとっての敵のような存在でもあった。お互いが必要だったんだ。お互いにとって有益な敵、というやつだね」