アンスラックス(Anthrax)のヴォーカリスト、
ジョーイ・ベラドナ(Joey Belladonna)は、アンスラックスから離れていた時代、さまざまな音楽プロジェクトに取り組む一方で、競走馬の厩舎で数年間働いていたという。経済的に困窮したわけではなく、バンドからの予期せぬ解雇から自分を保ち続けるために、忙しくしていなければならなかったからだという。「1日中草刈りをしていたよ」とMusicInterviewCornerの最近のインタビューの中で振り返っています。
ベラドナは1992年、アンスラックスから創作上の相違を理由に解雇される。その後、2005年に一時的にバンドに復帰し、2010年には正式メンバーとなりました。
「予期せぬことで、俺の考えでもなく、望んでいたことでもなかった。でも、そうなってしまった。俺はただ自分を保ち続けるだけだった。
実は、数年ほど厩舎で働いていたんだ。俺はメンテナンス係で、妻のクリスタと一緒に、かなり有名な騎手の施設で働いていた。
1日中草刈りをしていたよ。 そこはとても広かったから、1日ですべての仕事を終えることはできなかった。本当に長い1日だった。草刈りには2、3日かかったよ。
多くの人は、俺がその仕事をしていたなんて気づいていないだろう。俺は必ずしもその仕事をする必要はなかった。 それは自然にそうなったことのひとつで、楽しかったし、そこから多くの経験を得た。
俺はバンドもやっていた。カヴァー曲を演奏し、ドラムを叩いていた。俺にとって、ある意味、昔に戻ったような感じだった。だから、そのまま続けて、オリジナル曲を作ったりしていた。
忙しくしていたよ。落ちぶれたわけではない。忙しくしていて、ただ時が過ぎるのを待っていたら、突然戻ってこれた。それで今ここにいるんだ」