Alex Van Halen, Sammy Hagar
サミー・ヘイガー(Sammy Hagar)がソロ名義で発表した「Eagles Fly」はもともと、
ヴァン・ヘイレン(Van Halen)のために書かれた楽曲だったが、
アレックス・ヴァン・ヘイレン(Alex van Halen)が興味を示さず、却下。しかし、その後、完成版を聴いたアレックスから「ヴァン・ヘイレンのためにとっておけよ!」と言われたとヘイガーが新しい動画の中で笑いながら振り返っています。
「スタジオでエドのために弾いていた。アレックスは後ろに立っていて、俺が♪Sunday morning, 9 a.m.~とアコースティックギターを弾きながら歌うと、アレックスが“ジョン・デンバーみたいだな!”と言ったんだ。絶対に忘れないよ! 俺は“そうだ、それがどうした? ジョンは最高だ! ジョンについて話している時に口を閉じてろ!”と思ったよ。... 本当におかしな反応だった」
バンドは「Eagles Fly」に興味を示さなかったので、ヘイガーは彼自身のソロ・アルバム『I Never Said Goodbye』(1987年)のためにこの曲を完成させました。エディはこの曲でギターとベースを弾き、バッキング・ヴォーカルでも参加しています。
ヘイガーは完成後のアレックスの反応について、こう話しています。
「アレックスはアルバムでそれを聴いて“ヴァン・ヘイレンのためにとっておけよ!”と言ったんだ。俺は“この曲について何を言ったか覚えてないのか?”と言ったよ」
この曲はヘイガー在籍時代のヴァン・ヘイレンのライヴの定番曲となりました。
「彼(エディ)のお気に入りの曲のひとつになったのは、本当に皮肉だった。エディが俺の曲の中で最も好きな曲のひとつだったのに…。ヴァン・ヘイレンのアルバムに収録されるべきだった。『OU812』に収録されていたら信じられないことになっていただろう。でも、これが現実だ。この曲は俺が一生演奏し続けるだろう」