HOME > ニュース >

バンド・エイド「Do They Know It's Christmas?」 U2のジ・エッジがリードギターを担当する予定だった 病気のため不参加

2024/12/25 11:16掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Band Aid / Do They Know It's Christmas? b/w One Year On
Band Aid / Do They Know It's Christmas? b/w One Year On
全英トップ・ミュージシャンたちが参加したチャリティー・プロジェクト、バンド・エイドの「Do They Know It's Christmas?」(1984年)。40周年を記念したドキュメンタリー『Band Aid - The Making Of The Original 'Do They Know It's Christmas?'』によると、もともとはU2ジ・エッジ(The Edge)がリード・ギターを担当する予定だったものの、病気のためレコーディングに参加できなかったという。

このドキュメンタリーでは、この曲の制作時のアーカイブ映像がまとめられており、レコーディング・セッションの前に撮影されたボブ・ゲルドフ(Bob Geldof)のインタビューも含まれています。そのインタビューの中で、ゲルドフはこう話しています。

「ボノがちょうど今来たところだ。昨夜、彼から電話があって、ジ・エッジが腎臓感染症にかかって入院したと言っていた。彼が早く良くなることを祈っているよ。ちょっと残念だね。だって、彼がリード・ギターを担当するはずだったから…。でも、ギタリストは100万人くらい来るだろうからね」

レコーディングには、さまざまなギタリストも参加しましたが、実際にエレキギター担当としてレコーディングに参加した人は一人もいませんでした。

ヴォーカル録音の前日、ミッジ・ユーロ(Midge Ure)がエレキギターで試してみましたが、シンセサイザーの厚い層を突き抜けることはできませんでした。ポール・ウェラー(Paul Weller)もエレキギターを加えることに挑戦しましたが、合わないということで使用しませんでした。ユーロは今年初め、ウェラーのエレクトリックでの貢献について米Guitar Player誌に「彼のギターパートに問題があったわけではないし、演奏もまったく問題なかった。ただ、この曲には合わなかっただけだ」と語っていました。

※ジ・エッジについて語るのは3分37秒ごろ