Kerry King - Photo by Andrew Stuart
スレイヤー(Slayer)の
ケリー・キング(Kerry King)はメタル・ファンの包括性を称賛。「メタルは俺が思いつくどんな音楽よりも(仲間意識や連帯感のある)兄弟愛に満ちている」とオーストラリアの雑誌『Blunt』の最新インタビューで話しています。
同誌のインタビューの中で、スレイヤーの音楽が若い世代にも浸透していると思うかと尋ねられたケリーは、次のように答えています。
「そう思う。20年前から、そう思っていた。兄が弟を連れてきたり、親が子供を連れてきたりするのを見てきたからね。この種の音楽は家庭環境で疎外されない。言っている意味がわかるかい? つまり、親と同じ音楽が好きでも、別にカッコ悪いことではない。むしろすごくカッコいい。それが許される奇妙な音楽の一つなんだ。そう、だから、いろんなタイプの人が見れる。
例えば、ケリー・キング(のソロ・バンド)が初めて行ったライヴは、シカゴ郊外の小さなクラブだったんだけど、チケットがすぐに売り切れることを分かっていた年配のファンがたくさん来ていた。400人ほどの小さな会場だった。俺たちの最初の世代のファンが多かったと思うよ。
あと、いつもスレイヤーのシャツを着た子供や、ケリー・キングのシャツを着た子供、メタリカやメガデスのシャツを着た子供を見かける。
メタルは、ただの音楽の種類だが、メタルは俺が思いつくどんな音楽よりも(仲間意識や連帯感のある)兄弟愛に満ちているんだ」