REO Speedwagon - Photo by Mike Coppola, Getty Images
REOスピードワゴン(REO Speedwagon)は最後のコンサートを行いました。フロントマンのケヴィン・クローニンとベーシストのブルース・ホールの間で生じた「和解しがたい相違」のため、REOスピードワゴンは2024年限りでツアー活動を終了することを発表していました。最後のコンサートに参加したメンバー全員は今後、ケヴィン・クローニン名義でライヴ活動を続けます。
REOスピードワゴンのトラブルは2023年11月に始まりました。ホールは2023年に背中の手術を受け、回復後、ステージに復帰することを望んでいましたが、最終ツアーにはセッション・ドラマーのマット・ビソネットがホールの代わりを務めました。このことにより、クローニンとホールの間に「和解しがたい相違」が生じ、REOスピードワゴンは最終的に2024年限りでツアー活動を終了することを発表しています。REOスピードワゴンのクラシック・ラインナップで最終ツアーに参加したのはクローニンのみでした。
最後のコンサートは、12月21日にラスベガスのベネチアン・シアターで行われ、クローニンは観客やさまざまなREO関係者、元バンドメンバーに感謝の意を表して、バンドの57年の歴史に幕を閉じました。
「これがREOスピードワゴンの最後のコンサートであることに寂しさを感じると同時に、素晴らしい旅に参加できたことに感謝しています。俺たちは皆、REOスピードワゴンという素晴らしい音楽の旅を共にしてきた兄弟だった。皆さんに最高の幸運が訪れることを願っています。俺が皆さんと言うとき、それはこのバンドの一員であった皆さん、クルーの一員であった皆さん、そしてREOスピードワゴンのファンファミリーの一員であった皆さん全員を意味する。REOスピードワゴンという名前は今夜で幕を閉じますが、REOスピードワゴンの音楽、スピリット、楽曲は、このバンドと俺、ケヴィン・クローニンという名のもとで生き続ける。皆さんもぜひ、俺たちの冒険に参加してほしい。さあ、変化とともに進みましょう」
当日のファン撮影の映像あり。