Daytime Revolution © 2024 Revolutionary Films, Inc.
ジョン・レノン(John Lennon)と
オノ・ヨーコ(Yoko Ono)は1972年初頭の1週間、当時アメリカで最も人気のあった昼間のトーク番組『マイク・ダグラス・ショー』でその週の司会を務めました。環境保護や警察の横暴など、2人にとって重要なテーマを取り上げ、
チャック・ベリー(Chuck Berry)などをゲストに迎えてトークやパフォーマンスを行いました。この1週間の舞台裏を描く新しいドキュメンタリー『ジョンとヨーコ 伝説的トークショーの5日間(原題:Daytime Revolution)』がNHK BSで再放送決定。12月30日(月)午前4:00~放送。
■『BS世界のドキュメンタリー「ジョンとヨーコ 伝説的トークショーの5日間」前編・後編』
NHK BS 2024年12月30日(月)午前4:00~
前編 初回:NHK BS 2024年12月3日
後編 初回:NHK BS 2024年12月4日
ニューヨーク時代のジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻。1972年、テーマや出演者を2人で決めて出演した5日間の伝説的トーショーを余すところなく伝える。
ビートルズ解散の翌年、NYに移り住んだジョン・レノンとオノ・ヨーコ。昼の人気番組に5日間出演することになった2人は、ゲストを自ら人選し、愛・平和・女性解放運動・人種差別などのテーマを取り上げた。伝説の番組を前後編で。前編には日系アメリカ人3世のフォークバンドや社会運動家のラルフ・ネーダーが登場。ビートルズへの思いも率直に語る。
後編にはジョンが「僕のヒーロー」と呼ぶチャック・ベリーとの共演や「イマジン」のスタジオ演奏など、ファン必見のシーンが登場する。解散したビートルズへの思いを語る場面も。過激な黒人解放闘争を展開していたブラック・パンサー党・創設者のひとり、ボビー・シールもゲスト出演。番組放送の数週間後、アメリカ政府はジョンに国外退去命令を下す。
原題:Daytime Revolution(アメリカ 2024年)
番組ページ
https://www.nhk.jp/p/wdoc/ts/88Z7X45XZY/本作は10月に開催された<ハンプトンズ国際映画祭>でプレミア上映され、その後、ジョン・レノンの84回目の誕生日となる10月9日に、全米50か所以上の映画館で公開されました。
監督はエリック・ネルソン。製作はShout! Studios、Creative Differences、CBS Media Ventures。
映画では、当時放送された70分の番組5回分のアーカイブ映像に加え、当時番組にゲスト出演したラルフ・ネーダーほか存命の6人の新しいインタビューを使って、この前例のない1週間の舞台裏を伝えています。映画は約108分。
オノ・ヨーコとその息子
ショーン・レノン(Sean Ono Lennon)は撮影には参加していませんが、このプロジェクトを承認しており、クリエイティブ・コンサルタントを務めています。
映画のプレスリリースにはこう書かれています。
「『Daytime Revolution』は、ジョンとヨーコがスタジオの観客と交流する様子を見ることができ、その際のQ&Aセッションでは、ジョン・レノンがビートルズ解散後の自身の生活について驚くほど率直に語っている。
ジョンとヨーコはゲストも選ぶことができたが、その中には反戦活動家でイッピーのジェリー・ルービンやブラックパンサーのボビー・シール、ラルフ・ネーダーやジョージ・カーリンなど、当時物議を醸した人物もいました。
さらに、チャック・ベリーとの壮大なデュエットや、今ではクラシックとなった“Imagine”の感動的な演奏など、素晴らしい音楽パフォーマンスも番組の目玉でした。コンセプチュアル・アートのイベントや料理コーナーさえも、この型破りな番組の枠組みに織り込まれていました」
監督のネルソンによると、このドキュメンタリーは、当初2022年秋に公開される予定だったという。
「『Daytime』は2022年の秋に公開がほぼ決定していましたが、映画の楽観的で理想主義的なメッセージは、終末的で緊張感に満ちた11月5日に近づくほど、より歓迎される“一家言”になるだろうと強く感じたたため、2024年秋の選挙まで公開を控えるという決断を下しました。私たちのその想定は明らかに正しかったのです!」
以下は以前に公開された映像
海外版トレーラー映像
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