12月19日は
アース・ウインド&ファイアー(Earth, Wind and Fire)の創設者
モーリス・ホワイト(Maurice White)の83回目の誕生日。モーリスの弟で、EW&Fのベーシストとして知られる
ヴァーダイン・ホワイト(Verdine White)は兄に捧げる新曲「Superman」を誕生日の19日にリリース。モーリスの写真や映像がフィーチャーされたミュージックビデオも公開されています。ヴァーダインがソロで歌うのは今回が初めて。
ヴァーダイン・ホワイト、モータウン・レコードの作詞家ジャニー・ブラッドフォード、カーネル・ハレルによる共作で、ヴァーダインの妻であるシェリー・クラーク・ホワイトがプロデュースしています。シェリー・クラークは60年代後期のR&B/ソウル・ガールズ・グループ、ハニー・コーンの共同創設者のひとり。シェリー・クラークは現ハニー・コーンのメンバーであるキャシー・メリックとウェンディ・スミス=ブリュネと共にバック・ヴォーカルを務めています。
このトリビュート曲の歌詞には「他の誰よりも/彼はいつも理解してくれた/彼は僕を弟と呼び/僕は彼をスーパーマンと呼んだ」というフレーズも登場します。
米ビルボード誌の取材に応じたヴァーダインはモーリスについてこう話しています。
「モーリスは象徴的な存在。偉大なリーダーであり、偉大な兄であり、偉大なメンターだった。そして、アース・ウインド&ファイアーをまとめ上げるという素晴らしい仕事をしてくれた。彼がいなくてとても寂しいよ」
「Superman」についてモーリスがどう反応するか尋ねられたヴァーダインは、「彼はクスクス笑いながら、“お前がそんな風に歌えるなんて知らなかったよ”と言うと思うよ」と答えています。
■ミュージックビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=qpkM4VQBYEo■音源