Canでの活躍でも知られる
ホルガー・シューカイ(Holger Czukay)の未発表曲を集めた新作アルバム『Gvoon - Brennung 1』が海外で2025年3月28日発売。リリース元はGrönland Records。
シューカイが1990年代にドイツのケルンで、新しい音楽テクノロジーを教えてくれた若いテクノ・プロデューサーたちと活動していた際に録音した未発表テープをまとめたもので、1時間強の楽曲が収録されています。
シューカイは、この作品を20年近くも発表しませんでしたが、Gvoonとして知られるアーティストのArthur Schmidtが、取調室をテーマにしたアートインスタレーションのサウンドトラックとして採用したことで、ようやく日の目を見ることになりました。
Schmidtが東ドイツの刑務所に収監されていた頃の経験が、シューカイにトラックを録音させるインスピレーションを与えたという。
今回のリリースに伴い、音源はDirk Dresselhausによってマスタリングされました。アルバムの音楽をサウンドトラックに使用したアートインスタレーションのビデオが公開されています。