ザ・リプレイスメンツ(The Replacements)のギタリスト、スリム・ダンロップ(Bob “Slim” Dunlap)が死去。スリム・ダンロップのFacebookファンページ(彼の妻が運営)の管理者が発表。73歳でした。
以下、
声明より
「私たちの愛するスリムボブが、今日、家族に囲まれながら息を引き取りました。彼はみんなに愛されていました。私たちの思い出の中で生き続けます。もっと多くの言葉があるでしょうが、今はそれを見つけることができません。ありがとう、ボブ! いつも愛しているよ」
スリム・ダンロップはミネソタ州プレーンビュー出身。幼少期にギターを始め、1970年代にバンド活動を始める。1987年、ダンロップはバンドSpooksで活動していた際に、ポール・ウェスターバーグの目に留まり、1987年にオリジナルのリード・ギタリスト、ボブ・スティンソンに代わり、ザ・リプレイスメンツに加入した。
ダンロップは、1991年のバンド解散までに、アルバム2作、1989年の『Don't Tell a Soul』と1990年の『All Shook Down』に参加した。彼の在籍期間には、バンド最大の商業的成功を収めたラジオヒット曲「I'll Be You」が生まれた。
ザ・リプレイスメンツ解散後、彼はソロ活動を開始した。ダンロップは1990年代に2枚のソロアルバム、「The Old New Me」(1993年)と「Times Like This」(1996年)を録音した。
2012年、ダンロップは重度の脳卒中に見舞われ、深刻な後遺症が残ったという。ザ・リプレイスメンツの存命メンバーは、彼の治療費を捻出するためにEP『Songs for Slim』をレコーディングした。