フガジ(Fugazi)が“無期限の活動休止”に入ってから20年以上が経つが、ドラマーの
ブレンダン・キャンティー(Brendan Canty)によると、再始動の可能性は「常にある」という。彼の新しいミニドキュメンタリーが公開され、その中で彼自身が決めていいなら、「僕らはとっくに演奏しているだろうけど、そう簡単にはいかないんだ」と話しています。
White Lake ProductionsのYouTubeチャンネルで公開されたドキュメンタリー『A Day in DC with Fugazi Drummer Brendan Canty』で、キャンティーはファンに現在の自身の生活を紹介するとともに、フガジの栄光の日々を振り返っています。
映像の中で、なぜバンドは解散とは呼ばずに“活動休止”と呼んでいるのかと尋ねられると、キャンティーはこう話しています。
「再始動の可能性が常に残っているからだ。可能性はどんどん低くなっているが、過去22年間の間には、時々、1週間単位で集まって演奏したこともあった。
僕らはいつも街で顔を合わせているし、いつも他の再発プロジェクトに取り組んでいる。僕たちはお互いの生活に常に存在しているんだよ。バンドを再始動するかどうかは僕だけの意思では決められない。僕だけの意思次第なら、僕らはとっくに演奏しているだろうけど、そう簡単にはいかないんだ」
ドキュメンタリーの他の部分では、キャンティーが過去20年間、主にテレビ番組や映画の音楽制作でどのように生計を立ててきたかを説明しています。