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スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン「メタリカ“Fuel”はスマパンのある曲にかなり似ている」と語るが盗用したという考えは否定

2024/12/13 11:43掲載
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Billy Corgan
Billy Corgan
スマッシング・パンプキンズ(The Smashing Pumpkins)ビリー・コーガン(Billy Corgan / William Patrick Corgan)は、メタリカ(Metallica)の「Fuel」を聴いてスマパンのある曲に「かなり似ている」と思ったという。とはいえ、メタリカが意図的に盗用したとは思わないそうで、「俺らはみんなお互いから盗み合っている。俺はメタリカからたくさん盗んできたしね」と、出演したオーストラリアのポッドキャスト『Everblack Podcast』の新しいインタビューの中で話しています。

「まず最初に言っておくと、俺はジェイムズ・ヘットフィールドという人間が大好きだ。メタリカも大好きだ。1984年に彼らを観たが、素晴らしかった。ジェイムズはトニー・アイオミに次ぐ最高のリフ作家だろう。ジェイムズは最高に素晴らしいリフをいくつも書いており、今でも書いている。

でもね、“Tales of a Scorched Earth”とメタリカの“Give me fuel, give me fire, give me that which I desire”を聴き比べてみてほしい。ほら、君の脳内で電球が灯ったよね。さて、どちらの曲が先だったと思う?」

「Tales of a Scorched Earth」はスマッシング・パンプキンズの1995年アルバム『Mellon Collie and the Infinite Sadness』に、「Fuel」はメタリカの1997年アルバム『Reload』に収録されています。

「今なら、ジェイムズが俺の曲から何かを盗んだとは思わないが、初めて“Fuel”を聴いたときには“かなり似ているな”と思ったよ。俺はジェイムズのことが大好きだよ。誰かがこの件について、トロール行為(※議論の火種となる投稿をする行為)やクリックベイトを仕掛けようとしているなら、俺はそれを歓迎するよ。

父はよくこう言っていた。“いいかい、音はたった12音しかないんだよ”とね。俺らはみんなお互いから盗み合っていて、それがうまくいけば最高だ。それについては何の問題もない。と言うか、俺はメタリカからたくさん盗んできたしね、だから...」