スマッシング・パンプキンズ(The Smashing Pumpkins)の
ビリー・コーガン(Billy Corgan / William Patrick Corgan)は、
メタリカ(Metallica)の「Fuel」を聴いてスマパンのある曲に「かなり似ている」と思ったという。とはいえ、メタリカが意図的に盗用したとは思わないそうで、「俺らはみんなお互いから盗み合っている。俺はメタリカからたくさん盗んできたしね」と、出演したオーストラリアのポッドキャスト『Everblack Podcast』の新しいインタビューの中で話しています。
「まず最初に言っておくと、俺はジェイムズ・ヘットフィールドという人間が大好きだ。メタリカも大好きだ。1984年に彼らを観たが、素晴らしかった。ジェイムズはトニー・アイオミに次ぐ最高のリフ作家だろう。ジェイムズは最高に素晴らしいリフをいくつも書いており、今でも書いている。
でもね、“Tales of a Scorched Earth”とメタリカの“Give me fuel, give me fire, give me that which I desire”を聴き比べてみてほしい。ほら、君の脳内で電球が灯ったよね。さて、どちらの曲が先だったと思う?」
「Tales of a Scorched Earth」はスマッシング・パンプキンズの1995年アルバム『Mellon Collie and the Infinite Sadness』に、「Fuel」はメタリカの1997年アルバム『Reload』に収録されています。
「今なら、ジェイムズが俺の曲から何かを盗んだとは思わないが、初めて“Fuel”を聴いたときには“かなり似ているな”と思ったよ。俺はジェイムズのことが大好きだよ。誰かがこの件について、トロール行為(※議論の火種となる投稿をする行為)やクリックベイトを仕掛けようとしているなら、俺はそれを歓迎するよ。
父はよくこう言っていた。“いいかい、音はたった12音しかないんだよ”とね。俺らはみんなお互いから盗み合っていて、それがうまくいけば最高だ。それについては何の問題もない。と言うか、俺はメタリカからたくさん盗んできたしね、だから...」