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ボブ・ディラン映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の原作『ボブ・ディランと60年代音楽革命』発売

2024/12/12 21:28掲載
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Dylan Goes Electric!
Dylan Goes Electric!
ボブ・ディラン(Bob Dylan)が、自身についての映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』をSNSで紹介した際、原作として紹介したイライジャ・ウォルド著『Dylan Goes Electric』。日本語版が『ボブ・ディランと60年代音楽革命』の邦題で発売決定。K&Bパブリッシャーズから2025年2月17日発売。

以下インフォメーションより

「私を題材にした映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』がもうすぐ公開される。主演はティモシー・シャラメ。ティミーは素晴らしい俳優だから、彼が私を演じるなら絶対に間違いないと思うよ。この映画は、2015年に出版されたイライジャ・ウォルドの『ボブ・ディランと60年代音楽革命(原題:Dylan Goes Electric!)』を元にしている。ニューポートでの大事件に至る60年代初頭の出来事をファンタスティックに再現している。映画を観た後は、本を読んでみてくれ」

_ボブ・ディラン(2024年12月5日、ディラン自身のXアカウント@bobdylanより)


1965年7月25日の夜、

フォークの貴公子と呼ばれ一世を風靡していたボブ・ディランは、

ニューポート・フォークフェスティバルのステージに立つと

いきなりエレクトリック・ギターをかき鳴らし、

「マギーズ・ファーム」や「ライク・ア・ローリング・ストーン」を叫ぶように歌い上げた。


それはディランの音楽的独立宣言であり、

フォーク・リバイバルの終焉であり、

ある世代の声としてのロックの誕生であり、

20世紀の音楽を決定づけた瞬間のひとつだった…


本書はこの重要な出来事の文化的、政治的、歴史的ルーツとその影響を探求する。さらにフォーク・リバイバルと公民権運動との接点、ロックの台頭、伝統的な音楽と革新的な音楽の間にある緊張関係を掘り下げる。

それらはディランの芸術的進化、ブルースとの特別な親和性、フォークのエスタブリッシュメントと彼の師であったピート・シーガーとの複雑な関係、そして彼がいかにしてポピュラー音楽を永遠に作り変えたかを理解する上での手がかりとなるだろう。

「洞察力に溢れた偉大な研究書で、これまで読んだ音楽書の中でも最高のもののひとつ」_ガーディアン紙

「この本は常識を覆す」_ニューヨーク・タイムズ
■『ボブ・ディランと60年代音楽革命』

仕様:A5/512p/並製

定価:3850円(本体3500円+税)

発売日:2025年2月17日(月)

発行:K&Bパブリッシャーズ

ISBN: 978-4-902800-94-4