スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly and The Family Stone)の
スライ・ストーン(Sly Stone)の新しいドキュメンタリー映画『SLY LIVES! (aka The Burden of Black Genius)』が完成。1月23日から米ユタ州で開催される<サンダンス映画祭>でプレミア上映されます。
監督は
ザ・ルーツ(The Roots)のメンバーで、映画『サマー・オブ・ソウル』でアカデミー賞とグラミー賞をダブル受賞した
クエストラヴ(Questlove)です。クエストラヴはSNSで「この映画はスライ・ストーンの人生、音楽、文化的な影響を探求し、成功を収める黒人アーティストが直面する課題に光を当てています」とコメントしています。
以下、サンダンス映画祭に掲載されている同映画の紹介文より
「カリスマ性と謎めいた魅力を兼ね備えたスライ・ストーンが率いた革新的なバンド、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの生涯とレガシーを検証するこの作品は、バンドの台頭、全盛期、そしてその後の衰退を捉えながら、アメリカの黒人アーティストが成功を収める際に背負う目に見えない重圧に光を当てています。
アカデミー賞受賞監督のアミール・“クエストラヴ”・トンプソンが、音楽をふんだんに盛り込み、奥深い探究心に満ちた作品を携えて、再びこのフェスティバルに戻ってきました。従来の伝記映画の手法を避け、この映画は、バンドリーダーであるスライ・ストーンの並外れた音楽的才能にすぐに私たちを惹きつけながら、“黒人の天才が背負う重荷とは何か?”という問いを投げかけます。スライは、他の誰よりも音楽の境界線を超越しましたが、先駆者であることは個人的な犠牲を伴うものでした。多くの人が失敗を恐れる中、この映画は成功がもたらす苦悩を浮き彫りにしています。その結果、バンドの広範囲にわたる影響力とインパクトに対する深い理解から、啓示的な旅が生まれました。
素晴らしいサウンドトラック、活気あふれるアーカイブ映像、家族、バンドメンバー、学者、ミュージシャンとの示唆に富む議論を通して、トンプソンは、黒人の創造性を称え、祝福しながら、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの先見性のある音楽芸術に力強い賛辞を捧げている」