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ポール・マッカートニー「闘牛に反対」 動物愛護団体と協力して残酷な闘牛を終わらせるために団結しようと呼びかける

2024/12/12 11:57掲載
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PETA - I am Paul McCartney, and I oppose bullfighting
PETA - I am Paul McCartney, and I oppose bullfighting
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)は「闘牛」に反対の立場を表明し、動物愛護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)と協力して、残酷な闘牛を終わらせるために団結しようと呼びかけています。

ポールは、スペインの首都マドリードでのコンサートを前に、PETAと協力して、マドリードの中心部にある大通りのデジタルスクリーンに「僕はポール・マッカートニー、闘牛に反対します」と宣言する意見広告を掲載しました。

スペインの動物愛護活動家たちは最近、闘牛を「文化遺産」と指定する法律を廃止し、スペインの地域社会が、この暴力的な血みどろのスポーツを禁止できるようにすることを目的とした署名活動『No Es Mi Cultura(闘牛は私の文化ではない)』を行っており、ポールの宣言はこの訴えにあわせて行われました。

PETAのヨーロッパ担当担当副会長Mimi Bekhechiはこう述べています。

「闘牛は人間と同じように痛みや恐怖を感じています。闘牛場では恐怖に怯え、傷つけられ、野次を飛ばす観衆の前で野蛮に殺されるのです。PETAは、世界中の思いやりのある人々に、ポール・マッカートニー卿とともに、この血みどろで無慈悲なショーに反対する立場を取るよう呼びかけています」

スペイン国内でも、闘牛を支持しないと答えた若者が93%に上るなど、闘牛に対する国際的な非難は高まり続けているという。10万人以上のPETAの支援者が、ペドロ・サンチェス首相に闘牛の禁止を求めています。