スティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)は19歳のとき、
フランク・ザッパ(Frank Zappa)に独立したミュージシャンとして活動するにあたってのアドバイスを求めたところ、現実的なザッパは「音楽出版権(著作権)は手元に置いておけ」と助言したという。ヴァイは今、その教えを若いミュージシャンに伝授しています。
以下、SNSの投稿より
「19歳のとき、フランク・ザッパに独立したミュージシャンとして活動するにあたってのアドバイスを求めたことがあった。僕は何か高尚な答えを期待していたんだけど、フランクはとても現実的な人で“音楽出版権(著作権)は手元に置いておけ”と言ってくれた。僕はその意味が分からなかったので、彼は出版権の弁護士であるジェリー・ローゼンブラットの名前を教えてくれた。44年経った今でも、彼は僕の出版権の弁護士だよ。
その時、僕が知ったのは、ミュージシャンの財産は知的財産にあり、ソングライターであれば、自分の音楽出版社を設立し、(その会社を音楽出版社として)音楽著作権管理団体(PRO)に登録することが必須であり、それは簡単なことだということ。1980年当時、僕は12.50ドルで自分の音楽出版社を設立し、業界で最も評価の高い米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)に登録した。
そのおかげで何百万ドルもの節約になり、今日に至るまで、僕は自分の著作物の権利をすべて所有している。
現在までに500曲以上の曲がASCAPに登録されており、それらは保護され、そこから収入を得ている。ミュージシャンであることについて僕が共有できるもしれない専門的でインスピレーションに富んだことはたくさんあるけど、僕が他のミュージシャンに伝えられる最も現実的なことは、自分の音楽出版社を設立し、ASCAPに登録し、知的財産を決して妥協しないこと。僕はうまくいったし、簡単にできることだから。
ASCAPの素晴らしい人たちは恩返しをしていて、今ではホリデーシーズンの募金活動を行っています。この写真は僕の貢献を示しています。
この募金活動では、他にも素晴らしい企画がたくさんある。こちらでチェックできます」