キッスのジーン・シモンズ、ミュージシャンにとって視覚的な要素が重要な理由を語る　「最初にバンドに恋をするとき実際には目で聴いているんだ」

キッス（KISS）のジーン・シモンズ（Gene Simmons）は『Zak Kuhn Show』の新しいインタビューの中で、「みんなは理解していないが、人々が最初にバンドやアーティストに恋をするとき、実際には目で聴いているんだ」と語り、ミュージシャンにとって視覚的な要素が重要であることを説明しています。

「みんなは理解していないが、人々が最初にバンドやアーティストに恋をするとき、実際には目で聴いているんだよ。音楽は、ほとんどの場合、耳をくすぐるだけのものだと思われているが、実際にはそうではない。

何が起こるかというと、まず、自分の好きな音楽、俺の場合はビートルズを聴くことで、耳がうずき始める。そして、それが視覚と結びつくと、魔法のようなことが起こる。ファンになるんだ。

例えば、女の子に“この曲、好き？と尋ねる。“大好きよ”と言い、彼女は一緒に歌い出すが、“この曲を歌っているバンド名、アーティスト名は？”と尋ねると、“わからないけど、この曲、すごく好きよ”と答える。

これは、そのグループの責任だ。アーティストの責任だ。彼らが自分のイメージや個性をその曲と結びつけなかったことが原因だ。それでは、ただのエレベーターミュージックにすぎない。エレベーターでその音楽を聴いても、誰が作ったのかという感情的なつながりはない。ただのバックグラウンド・ノイズだ」