オランダのシンフォニック・メタル・バンド、
ウィズイン・テンプテーション(Within Temptation)から、長年のキーボード奏者であるマルテン・スピーレンブルフ(Martijn Spierenburg)が脱退。SNSで発表されています。
スピーレンブルフは2001年にウィズイン・テンプテーションに加入。バンドの様々なアルバムで楽曲を共同制作しており、その中には「Angels」、「Memories」、「Jillian (I'd Give My Heart)」、「Our Solemn Hour」、「The Cross」、「Sinead」、「Forgiven」などが含まれます。 また、スピーレンブルフはバンドのためにオーケストラアレンジも手がけ、バンドがアルバムをレコーディングする際にはオーケストラの指揮も担当しました。
以下、マルテン・スピーレンブルフの声明より
「24年間の素晴らしい年月を経て、私はウィズイン・テンプテーションと別れるという苦渋の決断をしました。
この旅はまさに並外れたものでした。忘れられない瞬間、数え切れないほどのライヴ、そしてバンドやスタッフといった素晴らしい人々との音楽を共有する特権に満ちていました。ステージの上だけでなく、ステージを降りた後でも、私たちが共有したすべての瞬間に心から感謝しています。これらの思い出を永遠に大切にしていきます。バンドの仲間たちと一緒に、1984年に初めてピアノのレッスンを始めた頃に夢見ていたすべてを、そしてそれ以上のことを成し遂げることができました。ウィズイン・テンプテーションは私にとって単なるバンドではありませんでした。家族のようなものでした。脱退は軽い気持ちで決めたことではありません。
バンドを去るにあたり、ミュージシャンとしても、また一人の人間としても成長できるような新しいプロジェクトに取り組むことを楽しみにしています。この章が閉じられても、バンドメンバーへの愛と尊敬の念は、これからもずっと私の中に残るでしょう。
ファンの皆さん、長年にわたっていただいたサポート、エネルギー、そして愛に感謝してもしきれません。皆さんこそが私の旅の原動力でした。永遠に感謝しています。
さようなら、さよなら、また会う日まで、さようなら。」
ウィズイン・テンプテーションの残りのメンバーは、別の声明で次のように付け加えました。
「親愛なるマーティン、乾杯! 素晴らしい24年間をありがとう。何百ものライヴを一緒に演奏し、世界中の都市を訪れ、一緒に音楽を作ってきた素晴らしい道のりだった。君がいないのは寂しいが、これで終わりではない」