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イエス(Yes)の
リック・ウェイクマン(Rick Wakeman)はリック・ビーアトの新しいインタビューの中で、イエスについて「みんなが理解していないこと」を一つ挙げ、またイエス楽曲のミックスは好きではなく「デヴィッド・ボウイのように、エンジニアとプロデューサーを雇って作業を進めていたら、どんなに良かったか」と語っています。
「みんながイエスについて理解していなかったことは、すべてがきっちりと決められていて、非常に規則正しいものだと思われていたこと。そうではなかった。イエスはジャム・セッションを行っていた。それは、君が通常期待するようなジャム・セッションではなかったかもしれないが、それは僕たち独自のジャムセッションで、うまくいっていた」
ウェイクマンは、曲の各セクションを別々にミキシングするのかと尋ねられて、こう答えています。
「それが僕たちのレコーディングの方法だった。セクションごとに録音していた。それが最高のパフォーマンスを得るための最善の方法だった。演奏を始め、うまくいかなければ、演奏を止め、少し戻ってやり直す。それがベストのパフォーマンスに最も近づける方法だった」
ただ、多くの人が関わっていたため、ミキシング作業は時に「悪夢」のようだったと、ウェイクマンは指摘しています
「でも、ミキシングはジョークみたいなものだった。イエスのミックスは、決してイエスのミックスのようにはならなかった。フェーダーを操作する手が6組あったからね。だから、結局は...まさに悪夢だった。あまりにもぎっしりと凝縮され、凝縮され過ぎている。僕はイエスのミックスが本当に好きではなかった。僕はいつも、イエスの楽曲はもっとうまくミックスできるはずだと思っていた。もしイエスがデヴィッド・ボウイのように、エンジニアとプロデューサーを雇って作業を進めていたら、どんなに良かったか。彼らに任せておけばいい。僕たちの仕事は自分の楽器を演奏することだ」