ロッド・スチュワート(Rod Stewart) はアイルランドの番組で共演した英国人ミュージシャンを自分のジェット機でロンドンまで送ってあげた。その後、そのミュージシャンはツアーのために米国に入国しようとするが入国審査官から「これが面白いと思っているのか?」と言われたので、自分のパスポートの顔写真を見てみると、頭の上にペニスが描かれていた。ミュージシャンは、ロッドに送ってもらった際、彼にパスポートを預けていた。ロッドの仕業だと説明しても信じて貰えず、ミュージシャンはさらなる恥を避けるために新しいパスポートを申請したという。
被害にあったのは、英ポップ・ロックバンド、
マクフライ(McFly) のメンバー。そのひとりであるダニー・ジョーンズは、オーストラリアの番組『I'm a Celebrity...Get Me Out of Here!』と、英、BBC Oneの番組『Would I Lie To You?』でこの話を披露しています。
マクフライとロッドがアイルランドの番組『The Late, Late Show』に出演した際、ロッドはマクフライのメンバーをロンドンまで自分のジェット機で送ることを提案しました。
「ロッドが“乗せていってあげようか? ジェット機で送ってあげるよ”と言ってくれたんだ。それから、“君たちのパスポートが必要だ”と言ったんだよ。僕たちは飛行機に乗って、彼にパスポートを渡して、ロンドンへ飛んだんだ」
ロッドは預かったパスポートを着陸するまで持ち続けました。
「(着陸後)彼はロールスロイスに乗り込み、僕たちが自分たちのパスポートを取り戻してツアー・マネージャーに渡した。北米と南米ツアーのためのビザもすべて手配済みで、準備はすべて整っていたんだ」
パスポートに書いた落書きは、英国に入国する際の入国審査では問題になりませんでしたが、彼らが後に米国に入国しようとしたとき、米国の入国審査官はそれほど寛容ではありませんでした。
米国の入国審査官から「これが面白いと思っているのか?」と聞かれたとジョーンズは振り返ります。
「いやいや、ロッド・スチュワートが僕らの頭にペニスを描いたんだ!」とロッドの仕業だと説明しましたが、スタッフに信じてもらえないことが多かったため、「僕たちはそれを言うのをやめた」と最終的にはあきらめたという。バンドメンバーは、さらなる恥を避けるために新しいパスポートを申請することにしました。
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