HOME > ニュース >

特集「ザ・ビートルズとアメリカ 1964」 『レコード・コレクターズ1月号』発売 クインシー・ジョーンズ特集も

2024/12/05 15:18掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
レコード・コレクターズ 2025年1月号
レコード・コレクターズ 2025年1月号
『レコード・コレクターズ 2025年1月号』の特集は「ザ・ビートルズとアメリカ 1964」。シングルが何枚も一度にチャートに入ったり、後の人気ミュージシャンにも大きな衝撃を与えたりした、60年前のアメリカでの“ビートルズ現象”とは何だったのか、改めてふり返ります。もう一つの特集は「クインシー・ジョーンズ」。12月13日発売
■『レコード・コレクターズ 2025年1月号』
12/13発売 ¥930 税込
A5判220ページ/2025年1月1日発行[雑誌19637-1]

<内容>

【特集】 ザ・ビートルズとアメリカ 1964

ビートルズがアメリカで本格的にデビューしたのは1964年のことでした。63年にはヴィー・ジェイなどからレコードが発売されていたものの、イギリスでの人気のすごさから改めてキャピトルからリリースされ、「エド・サリヴァン・ショウ」への出演などをきっかけにアメリカでの人気も爆発することになります。シングルが何枚も一度にチャートに入ったり、後の人気ミュージシャンにも大きな衝撃を与えたりした、60年前のアメリカでの“ビートルズ現象”とは何だったのか、改めてふり返ります。

■ 歴史的なアメリカ進出へと至る歩み(大鷹俊一)
■ 複雑に入り乱れた米国盤のリリース状況を整理する(犬伏功)
■ ビートルズとアメリカのポピュラー音楽(北中正和)
■ 米ミュージシャンが語るビートルズとの出会い(藤本国彦)
■ 大西洋を横断した音楽的インスピレーションの実践(湯浅学)
■ USアルバム・ガイド/『ザ・ビートルズ:1964 U.S.アルバムズ・イン・MONO』解説(森山直明)
■ ビートルズ現象を象徴する便乗曲とカヴァー(萩原健太)
■ 全米ヒット・チャートで見るブリティッシュ・インヴェイジョン(中村彰秀)
■ 米国侵略の進行状況をジャケットから読み解く(松田行正)
■ 初期のビートルズ映画が映したもの(長澤唯史)
■ テレビで見たビートルズ(本橋信宏)
■ 『ポール・マッカートニー写真集〜1964年、僕たちは台風の中心にいた〜』(朝日順子)
■ 評伝『マル・エヴァンズ もうひとつのビートルズ伝説』(安田謙一)


【特集】 クインシー・ジョーンズ
■ 20世紀の音楽に多大な功績を残した“ビッグQ”を追悼する(林剛)
■ セレクテッド・ワークス(出田圭、金澤寿和、栗本斉、能地祐子、林剛、原田和典)


□ 鼎談〜小倉エージ×サエキけんぞう×金澤寿和
フュージョン〜AOR〜シティ・ポップの再評価を巡って(構成=編集部)
□ トーキング・ヘッズ
拡張版『サイコ・キラー’77』に見る刺激的で多面的なバンドの個性(村尾泰郎)
□ ボン・ジョヴィ
日本のファンによる投票結果を反映したデビュー40周年記念ベスト・アルバム(杉原徹彦)
□ ホワイトスネイク
デイヴィッド・カヴァデイルのソロ3タイトルにリミックス/リマスターを施した6CDボックス(舩曳将仁)
□ <アライヴ・ザ・ライヴ>レーベル
3大ギタリスト関連の音源を中心としたUKロックのライヴ盤15タイトル(鳥居真道)
□ マイルス・デイヴィス
63/64年の“化学実験”の貴重な成果がつまった“ブートレグ・シリーズVOL8”(村井康司)
□ 坂本龍一
キャリアを俯瞰した04〜05年のピアノ・セルフカヴァー集がリイシュー(小山守)
□ ローラ・ニーロ
68年の『イーライと13番目の懺悔』が4チャンネルを含むSACDハイブリッドで登場(武田昭彦)
□ サンタナ
日本独自企画SACDマルチ・ハイブリッド版の第8弾はフュージョン路線の掉尾を飾る74年作『不死蝶』(近藤正義)
□ フリートウッド・マック
熱い演奏を繰り広げる“ライヴ・バンド”としての姿を捉えた2枚組ライヴ・アルバム『ミラージュ・ツアー'82』(石川真男)
□ ブルー・ノートSACDハイブリッド・コレクション 第2弾
名ジャズ・レーベルのリイシュー・シリーズに続編が登場(細田成嗣)
□ 滝沢洋一
シティ・ポップ人気で注目を浴びるアーティストの幻のセカンド・アルバムがリリース(馬飼野元宏)
□ 五十嵐寿也
アニメ・ソングなどで知られる歌手によるジャパニーズAOR作品が再発(池上尚志)
□ イヴラーク
インタヴュー〜18年結成の邦プログレッシヴ・ロック・バンドが3年ぶりとなるセカンド・アルバムをリリース(行川和彦)
□ 吾妻光良 & The Swinging Boppers
結成45周年、超特大の娯楽最新アルバム『Sustainable Banquet』(小川真一)
□ Rega Ndシリーズ
英メーカーの新型カートリッジで名盤を聴く(小野島大)
□ 小西康陽
自身の名義によるスタジオ録音の新作『失恋と得恋』(片島吉章)
□ GREEDY GREEN
青山陽一がギタリストとして参加した25年ぶりの新作『LESSON 21』(柴崎祐二)


REGULAR CONTENTS
◆リイシュー・アルバム・ガイド
国内外でリリースされた幅広いジャンルの旧音源コンピレーションや再発アルバム、映像作品をくわしく紹介。音楽そのものはもちろん、リマスターやパッケージの出来にまでこだわって、豊富な知識をもつ執筆陣が徹底チェックします
*今月のリリース情報…紙ジャケット、生産限定盤などの予定も可能な限りお伝えします
*ニュー・アルバム・ピックアップ…ヴェテランの新作から注目の新人まで、編集部が選んだおすすめの新録アルバム
◆インフォ・ステーション……ニュース、書評、コンサート情報など
◆[連載]ミュージック・ゴーズ・オン〜崎原ショータ(柴崎祐二)/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/矢野誠の点と線(除川哲朗)/スティーヴ・クロッパー・リメンバーズ(稲葉光俊)/リッスン・ナウ! フィル・マンザネラ(田山三樹)/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/DJフクタケのゆるみっくす7”/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/赤岩和美の海外盤DVD&Blu-rayロック映像情報/初盤道(真保安一郎)/和久井光司のアナログ奇聴怪会/Legendary LIVE in U.K.(写真=イアン・ディクソン)