ハッピー・マンデーズ(Happy Mondays)の顔的存在として欠かせない
ベズ(Bez)ですが、
ショーン・ライダー(Shaun Ryder)によると、アメリカのほとんどの場所ではベズは受け入れられなかったという。それはなぜか? 自身の見解をApple Music 1の番組『The Matt Wilkinson Show』の中で語っています。
「ニューヨークやロサンゼルス、テキサス以外の、俺らがプレイしたアメリカのほとんどの場所でベズは受け入れられなかった。俺らはみんな負け犬が大好きなんだ。俺らは負け犬の国だからね。アメリカ人は勝者やプロフェッショナルを好む。だから、彼らはベズを理解できなかったし、“この野郎、何やってんだ? 振り付けもされてないのに”って感じだった。多くのアメリカ人がイライラしていたよ」
同じインタビューの中で、ベズとジュリア・ロバーツの出会いについて、こう話しています。
「俺らは(米ウェスト・ハリウッドのサンセット・ストリップにあるナイトクラブ)ヴァイパー・ルームに行ったんだけど、そこに ジュリア・ロバーツがいた。 彼女の最初のヒット作『プリティ・ウーマン』が公開されたばかりの頃だった。俺は飛行機の中でその映画を観たことがあったんだけど、ベズは観ていなかった。ベズはまるで(『くまのプーさん』に登場するトラの)ティガーのようにヴァイパー・ルームの中を歩き回って、イーブルという名のボディガードを連れたジュリア・ロバーツを見つけたんだ。ベスが戻ってきて“ジュリア・ロバーツって誰?”と聞いてきたので、俺はハリウッドの大物俳優だと言うと、彼は“彼女に引っ張られたよ”と言っていた。彼は(シンガーソングライター/俳優の)ライル・ラヴィットよりもずっとハンサムだが、同じようなタイプだ。ライル・ラヴィットにダボダボのジャージとスニーカーを履かせたら、ベスに少し似てくるかもしれない」