キッスのジーン・シモンズの新音源はジャズのスタンダードナンバーのカヴァー　MV公開

キッス（KISS）のジーン・シモンズ（Gene Simmons）の新音源は、ジャズのスタンダードナンバーのカヴァー。シモンズはロナルド・レーガン元アメリカ大統領の伝記映画『Reagan』のサウンドトラックのために、1930年代のジャズのスタンダードナンバー「Stormy Weather」を新たに録音しています。ミュージックビデオが公開されています。

シモンズが歌う「Stormy Weather」は、1933年にハロルド・アーレンとテッド・コーラーが作曲し、エセル・ウォーターズがニューヨークのコットンクラブで初めて披露したジャズのスタンダードナンバー。これまでにデューク・エリントン、ビリー・ホリデイ、フランク・シナトラ、エタ・ジェイムズ、ジュディ・ガーランドなどが演奏しています。

この曲は映画の中で、ハリウッドのナイトクラブでレーガンと彼の妻である女優ジェーン・ワイマンが一緒に過ごすシーンで使用されているという。レーガン元アメリカ大統領を演じているのはデニス・クエイドです。

また、シモンズはニューズウィーク誌の新しいインタビューの中で、ジョニー・キャッシュの『American Recordings』シリーズのようなカヴァー・アルバムのレコーディングを検討していることも明かしています。「ジョニー・キャッシュのアルバムを手掛けたプロデューサーのリック・ルービンと会い、同じテーマについて短い会話をしたんだ」と話しています。