リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)、今のラジオで流れる音楽について語る。
ブラックモアが自身の人生について語り、幅広いテーマについて意見を述べるYouTube番組『Tales From The Tavern』の最新エピソードで、こう話しています。
「家族全員が車に乗り込んでちょっとした休暇に出かけると - 俺は旅行が好きではないので、おそらく20マイル(約32km)先くらい - 聞こえてくるのはテイラー・スウィフトか何かだけだ。俺がそれに共感するのは難しいが、それが間違っているわけではない。それは新しい世代が聞きたいものなのだ。それはおそらく、ビートルズやクリーム、ジミ・ヘンドリックスが俺にとってそうであったように、彼らにとって素晴らしいものなのだろう。
だから、文句を言うことはできないのだが、俺は不満を言いたいし、文句を言いたい。今のラジオで流れている音楽はひどいもんだ」
音楽への情熱について尋ねられた際には、ブラックモアはさらに熱弁をふるい、15世紀や16世紀に作曲された楽曲の録音を聴くことで、自分の情熱を保っていると語っています。そして、より現代的なサウンドに話が移行します。
「俺はもうあまりロックンロールは聴かない。50年代の古いロックを、それが新鮮だった頃に聴いていた。エルヴィス・プレスリー、スコッティ・ムーアの演奏、ジェームス・バートンとリッキー・ネルソン、エヴァリー・ブラザーズ、そういったものが大好きだった。もちろん、当時はバディ・ホリーが一番好きだった。
今のラジオで流れている音楽について文句を言っているなんて、まるで年寄りのじいさんみたいだ。70年代にエリック・クラプトンがクリームなどで演奏していた頃は、考えさせられる音楽だった。もちろん、エリックがすべてを始めたんだ。
好きな音楽のタイプはたくさんあるが、ラジオでかかることはほとんどない。誰々が大統領になったとか、そういう死ぬほど退屈な話をするトークラジオの方がいい。俺から見ると、良い音楽は聴こえてこない。良い音楽なのかもしれないが、俺が聴きたいものではない」