フィル・レッシュが亡くなる前、グレイトフル・デッドは60周年記念再結成を計画していた　メンバー明かす

グレイトフル・デッド（Grateful Dead）は2025年にバンド結成60周年を迎えることを祝し、存命メンバー4人が再結集して再結成ライヴを行う予定でした。しかし、創設メンバーでベーシストのフィル・レッシュ（Phil Lesh）が10月に亡くなったことで、この計画は流動的なものになっているという。米TV番組『CBS This Morning』に出演した存命メンバー3人、ボブ・ウェア（Bob Weir）、ビル・クロイツマン（Bill Kreutzmann）、ミッキー・ハート（Mickey Hart）が明かしています。

番組のこのインタビューは、レッシュの死からわずか5日後に行われました。

クロイツマンは「もう一度、彼と一緒に演奏できることを願っていた。それが僕の悲しみだ。彼も僕たちとまた一緒に演奏したいと思っていたと知っていたからね」と語っています。

ウェアは「僕たちは一緒に演奏しようとしていた。実際、僕たちは明日あたりに集まって、いくつかの曲を演奏するつもりだったんだ」と付け加え、バンドはリハーサルの計画も立てていたことも明かしています。

2015年にはグレイトフル・デッドの結成50周年を記念したコンサートが行われましたが、バンド結成60周年も同様のことを検討していたという。

クロイツマンは「できるんじゃないかと思っていた」と語ると、ウェアは「どうなるか様子を見ようと思っていた。4人で演奏するつもりだった。そして今、僕らは3人だけになってしまった」と付け加えています。

Phil Lesh, an original member of @GratefulDead, died suddenly last month at age 84.

Just five days after his death, the surviving original members sat down with @anthonymasoncbs for an interview the bass player was meant to be a part of: “I was hoping that we could play with him… pic.twitter.com/5agD4pOSJ4

— CBS Mornings (@CBSMornings) November 27, 2024