Brittany Howard, photo by Bobbi Rich
「プリンスはステージに突如現れ、演奏後に私の頬にキスをして、そのまま空中に飛び上がって消えてしまったのよ」
ブリタニー・ハワード(Brittany Howard)は
アラバマ・シェイクス(Alabama Shakes)のコンサートで
プリンス(Prince)と共演した際、プリンスが突如現れ消えるのを目撃したという。iHeartRadioの『The Daily Show: Ears Edition』の最近のインタビューの中で語っています。
「私たちがミネアポリスで演奏したとき、プリンスのバンドの何人かが会場に来ていて、彼らは戻ってから“あのバンドは最高だ”と言ってくれたらしいのよ。それで、プリンス本人ではなく、プリンスと親しい人物が私のマネージャーに電話をしてきて“明日、ペイズリー・パークで演奏してもらえないか?”と言われた。マネージャーから“ツアーの途中でちょっと寄り道して、ペイズリー・パークに行って、プリンスと一緒に演奏してもらえないかな?”と言われた時のマネージャーの顔を覚えているわ。私は“もちろんよ”と答えた。
私たちがスタジオに行くと、プリンスもそこにいて、私たちをスタジオに迎え入れてくれた。彼はとても面白くて、すごくクールだった。低い声で“この曲が好きだ...君たちと一緒に演奏したい”とか言っていた。私は“何ということだろう…”と思ったわよ。
当日、私たちは(プリンスが好きだと言った)その曲を演奏していた。
プリンスについては、空中浮遊するとか、姿を消すとか、幽霊のようだとか、クレイジーな話をみんながいつもしているけど、私はそれが本当だとわかった。
何が起こったかというと、私がソロを演奏している時に“そろそろプリンスが出てきてもいい頃よね”と思ったんだけど、彼は現れず、私たちは同じところを何度も何度も繰り返し演奏して、彼が現れるのを期待していた。すると、どこからともなく彼がステージに現れた。私は“彼がステージに上がってくるのを見ていなかったのかもしれない”と思った。彼はソロをものすごくかっこよく演奏してくれて、私はただただ“信じられない。これは私の人生で最高のストーリーだ”という感じだった。そして、私たちが曲を演奏し終えると、彼は私の頬にキスをして、そのまま空中に飛び上がって消えてしまったのよ。消えたのよ」