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デヴィッド・ギルモア 速弾きできないことが自身特有のスタイルを開発するのに役立ったと語る/ギターソロの演奏中に「長過ぎ?」と思うこともある

2024/11/26 12:53掲載
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David Gilmour - Matthew Eisman/ Getty Images
David Gilmour - Matthew Eisman/ Getty Images
ピンク・フロイド(Pink Floyd)デヴィッド・ギルモア(David Gilmour)は、リック・ビートの最近のインタビューの中で、キャリアの初期にギターの速弾きを身につけようと努力したが、自分は速く弾く能力に恵まれていなかったという。しかし、そのおかげで、自身特有のスタイルを開発するのに役立ったと語る。またギターソロを演奏している際に「長くなり過ぎているのではないか」と思うことがあるとも話しています。

「僕は、際立ったスピードでギターを弾く才能には恵まれていなかった。若い頃には、十分に練習すればそれができると思っていた時期もあったけど、実際にはそうはならかった。僕に影響を与えたバンド、例えばシャドウズなどは、ただ曲を弾いていただけだった。僕はそこから来ていると思っている。ただ曲を弾いているだけなのさ」

ギルモアは、自身のビブラート奏法は「長いキャリアの中で自然に身についたもの」であり、「時々、ここ(フレットボード)のどこかに指を置くと、音を奏でる瞬間がある」とも話しています。

ギルモアはさらに、自身の象徴的なソロについて、時には長くなり過ぎることもあると冗談めかして話しています。

「僕はただ、長々と演奏し過ぎている。そろそろやめないとね(笑)。”ああ、もうこれで終わりにしよう”と思うまで弾き続けている。多くのソロには音楽的な合図がある。“Comfortably Numb”にも合図があって、バンドのメンバーはみんな、次が最後になることが分かるんだよ」