David Gilmour - Matthew Eisman/ Getty Images
ピンク・フロイド(Pink Floyd)の
デヴィッド・ギルモア(David Gilmour)は、リック・ビートの最近のインタビューの中で、キャリアの初期にギターの速弾きを身につけようと努力したが、自分は速く弾く能力に恵まれていなかったという。しかし、そのおかげで、自身特有のスタイルを開発するのに役立ったと語る。またギターソロを演奏している際に「長くなり過ぎているのではないか」と思うことがあるとも話しています。
「僕は、際立ったスピードでギターを弾く才能には恵まれていなかった。若い頃には、十分に練習すればそれができると思っていた時期もあったけど、実際にはそうはならかった。僕に影響を与えたバンド、例えばシャドウズなどは、ただ曲を弾いていただけだった。僕はそこから来ていると思っている。ただ曲を弾いているだけなのさ」
ギルモアは、自身のビブラート奏法は「長いキャリアの中で自然に身についたもの」であり、「時々、ここ(フレットボード)のどこかに指を置くと、音を奏でる瞬間がある」とも話しています。
ギルモアはさらに、自身の象徴的なソロについて、時には長くなり過ぎることもあると冗談めかして話しています。
「僕はただ、長々と演奏し過ぎている。そろそろやめないとね(笑)。”ああ、もうこれで終わりにしよう”と思うまで弾き続けている。多くのソロには音楽的な合図がある。“Comfortably Numb”にも合図があって、バンドのメンバーはみんな、次が最後になることが分かるんだよ」