Roy Wood - SPAR'S SPARaoke campaig
ザ・ムーヴ(The Move)、
エレクトリック・ライト・オーケストラ(Electric Light Orchestra / ELO)、
ウィザード(Wizzard)での活躍でも知られる
ロイ・ウッド(Roy Wood/78歳)。英The Sun紙に取材に応じて、久々のソロ・アルバムのリリースを予定していること、新たなオーケストラの立ち上げに忙しくしていること、そして最後のツアーを行っている
ジェフ・リンズ ELO(Jeff Lynne's ELO)に誘われたら「もちろんやるよ。まだ声はかかっていないけど」などと話しています。
ウッドはまず、新たなオーケストラの立ち上げに忙しくしていると語っています。ただ、資金調達が完全に完了するまでは詳細を明かさないつもりだという。
次にウッドは、新しいソロ・アルバムの制作の準備も進めていることも語っています。
「いくつかのトラックを調べていたら、未完成で、一度も聴かれたことのないトラックが少なくとも8曲見つかったんだ。腰を据えてそれらを完成させ、新しいアルバムを作ろうと思っている。そろそろいい頃合いだと思うんだ。もういい加減、怠け者でいるのはやめて、やるべき時が来たんだよ。僕は音楽を少しおろそかにしていたようなところがある。
(見つけた曲は)まだかなり新鮮に聴こえると思う。不思議だよね。再び演奏してみて、録り直した方がいいかな、なんて考えたりはしなかった。いい感じに聴こえるからね。おそらく、もう少し現代的なひねりを加えるだろうが、それ以外は問題ない。
僕は、作曲に関しては何が流行なのかわからないので、ファッショナブルであろうとはしていない。ただ自分の頭に浮かんだことをやるだけで、それが流行っているかどうかは関係ない」
ウッドのオリジナル・ソロ・スタジオ・アルバムは1987年の『Starting Up』が最後。2011年には、彼が以前に録音した曲の新しいヴァージョンといくつかの新曲を組み合わせた変則的なアルバム『Music Book』をリリースしました。スタジオ・アルバムのリリースはこの『Music Book』以来です。
ELOを脱退した後、ウッドと
ジェフ・リン(Jeff Lynne)の確執に関する噂が長年流れましたが、彼らは今でも良き友人であり、2017年にELOがロックの殿堂入りを果たした際には肩を並べていました。
糖尿病を患い、新型コロナウイルスのパンデミック後にツアーを辞めたウッドは、最後のツアーを行っているジェフ・リンズ ELOに参加することはあるのでしょうか? ウッドはこう話しています。
「もし誘われたら、もちろんやるよ。でも、まだ声はかかっていない。もし声がかからなくても、彼らを責めるつもりはない。
僕が脱退したとき、一部のマスコミは僕とジェフの仲がこじれたとか、いろいろと書き立てたけど、そんなことはなかった。本当に一度もなかったんだ。僕はマネージメントからの圧力で辞めたんだ、本当に。
それが私が去った主な理由だよ。すべてがまだ大丈夫なうちに、すべてが怪しくなったり、嫌なことになる前に去ったんだ。だから、ジェフとは今でも友人だよ。
僕が去った後、ジェフはうまく立ち回って、素晴らしい仕事をしてくれたよ」
ウッドの代表曲であるクリスマスソング「I Wish It Could Be Christmas Everyday」は最近、食品小売りチェーンSPARのキャンペーンに使われており、そのプロモーションビデオには、ウッドも出演しています。