Depth Charge / Nine Deadly Venoms & J Saul Kane
格闘技やマカロニ・ウエスタン映画からのサンプリングを独創的に使用することで知られた、UKブレイクビーツ~サンプリングマスター/プロデューサーのデプス・チャージ(Depth Charge)ことJ・ソール・ケイン(J Saul Kane)が死去。死因は明らかにされていません。55歳でした。
この訃報は、彼の友人であるS-Expressのマーク・ムーアが伝えました。
「J・ソール・ケインにさよならを言わなければならないのはとても悲しい。Depth Charge、Octagon Manなど、数多くの素晴らしいトラックのクリエイターだった。
ジョナサンは非常に才能に恵まれた人物だった。本当に本物の才能に恵まれていた。ジョナサンと私はよく大笑いしたけど、彼はまた非常に複雑な人物でもあった。なぜ彼が長年にわたって多くの友人と距離を置いてきたのか、私にはわからないかもしれないが、私たちが楽しんだことと、彼のシュールなユーモアのセンスはいつも覚えているし、私はいつも微笑むだろう」
また、彼のレーベルパートナーであるVinyl Solution / D.C. Recordingsのアラン・デ・ラ・マタも訃報を確認しています。
J・ソール・ケインは1969年生まれ。1980年代後半に音楽活動を開始し、格闘技やマカロニ・ウエスタン映画からのサンプリングを独創的に使用するスタイルで、デプス・チャージは初期のトリップホップの先駆者となった。また、The Octagon Man としても音楽活動を行い、80年代後半から90年代前半にかけてのビッグビートやブレイクビーツのシーンにも影響を与えた。
彼はDC RecordingsとElectron Industriesのレーベルを運営し、彼のカンフーへの愛は、90年初頭にVHSでショウ・ブラザーズの映画を英国で配給することにまで及んだ。
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