スティーヴン・ビショップ　50年前に書かれた未発表曲「In The Limelight」をリリース　MVも公開

米シンガーソングライターのスティーヴン・ビショップ（Stephen Bishop）は50年前の1974年に書き、デビューアルバム『Careless』（1976年）に収録を検討したものの、最終的には収録されず、そのまま眠り続けていた未発表曲「In The Limelight」を50年の月日を経て、「In The Limelight - 1974 Demo」として、ついに正式リリース。ミュージックビデオも公開されています。

以下、ビショップの説明より

「タイトル通り、この曲は1974年にデモとして制作されたものです。当時の自分の声のリアルさに魅了されたので、（ヴォーカルは）再録音していません。

この曲は、音楽業界での成功を目指して奮闘するシンガーソングライターの物語です。この曲は、僕の最初のアルバム『Careless』に入れる予定でしたが、結局は入れませんでした。

大きなチャンスを掴むと、成功するか、それとも挫折するかという、問題が浮かび上がってきます。このような不確実性は、人生にも音楽業界にもつきものです。15分間だけスポットライトを浴びることを楽しめる人もいれば、一生を楽しめる人もいます。

この曲は、23歳の僕が自分の寝室でカセットに録音して以来、ずっと手元に置いていましたが、今回ようやく発表することになりました。この曲に貢献してくれた友人たち、マーカス・イートンとジョン・ジャーヴィスに聴かせた後、僕たちはオリジナルのギターパートとピアノを強化することにしました。その結果、かなり良いヴァージョンに仕上がりました。

夢を追いかけるシンガーソングライターの皆さん、脚光を浴びる時間が15分間だけにとどまらないことを心から願っています」