Alex Van Halen and Eddie Van Halen
アレックス・ヴァン・ヘイレン(Alex van Halen)によると、
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)の未発表の音楽は現在、アルバム3~4枚分、保管庫に眠っているとのこと。アレックスはポッドキャスト『Talk Is Jericho』の新しいインタビューの中で、エディの未発表曲が日の目を見る可能性について語っています。
「いわゆる保管庫を調べて、そこにある、いくつかの音楽的アイデアを見ていくつもりだ。ちょっとしたリフでは曲にならないという事実がある。だが、それらのリフのいくつかは信じられないほどパワフルで、曲にならずに保管庫の奥に埋もれてしまったのは残念なことだ」
アレックスは、膨大な量の音楽があるにもかかわらず、何でもかんでもリリースするつもりはないと強調しています。
「俺らはスタジオに入って“曲を作ろう”と計画するわけではない。もちろん、ある程度はそういうこともあるけどね。でも、俺らにとっては機械的なプロセスではないんだ。スタジオに入って演奏し、何が起こるか見てみる。それを聴いて、何人かを招いて、それがどうなるか見てみる。そして、それを聴いて評価する。翌日、また聴いてみて、もし最初の時のように衝撃を受けなかったら、次の日には別のことをした方がいいかもしれない。古いアイデアに固執する必要はない。俺たちはそうしなかった。そうは言っても、ダメなアイデアもたくさんあった(笑)。常にそのリスクはあるが、そうしなければ、つまり、停滞してしまうんだ。 慣性、エントロピーなどと呼ばれるものだ。 物事がうまくいかなくなり、創造性もどんどん失われていく。そして、もう一つの側面は、自分がオープンな市場で評価されているということだ。もし市場でうまくやれなければ、人々は“他のことをやる時が来たのかもしれない”と思うだろう。それは現実的な問題だ。
しかし、エドがいなくなった今、それらのことはどれも本当には当てはまらない。俺と (エディの息子)ウルフが持っているのは、保管庫にあるすべての録音だけだからだ。俺らがそれらをどうするか、なぜそうするのか、何をすべきかを考えるまでは、それらは保管庫に保管されたままだ。覚えておかなければならないのは、それがエドと俺がかつて演奏していた(高い)レベルに達していなければならないということ。ただ、それらを埋もれさせるつもりはない。俺たちは地球上で最高のミュージシャンたちと交流があり、その多くは喜んで、いくつかの作品に挑戦するだろう。
(未発表の音楽はどのくらいあるのか)
おそらくアルバムの3枚か4枚分、もっとかもしれない。俺は真剣だよ。いいものがあった、いいものがね。
忘れてはいけないのは、その真っ只中にいると、本当に素晴らしいものが通り過ぎてしまうことがあるということなんだ。後になって、“おっと、そんな曲があったのを忘れてた。これは最高だ”と再認識するまで、その曲を忘れてしまうんだよ。それには時間がかかる。俺は、ちゃんとやりたい。ちゃんとやりたいんだ」