キング・クリムゾン(King Crimson)の創設メンバーで、作詞家の
ピート・シンフィールド(Peter Sinfield)が死去。クリムゾンの公式サイト/SNSアカウントが、シンフィールドが11月14日に亡くなったことを発表しています。死因は明らかにされていません。80歳でした。
ピート・シンフィールドは当初、キング・クリムゾンのオリジナル・ローディだったが、作詞や照明オペレーター、ライヴ・サウンド・エンジニアでの貢献から、演奏に不参加ながらも正規メンバーとなった。
最初の4枚のアルバム、『In the Court of the Crimson King』(1969年)、『In the Wake of Poseidon』(1970年)、『Lizard』(1970年)、『Islands』(1971年)の作詞を手がけたシンフィールドは、バンド名「キング・クリムゾン」の考案者でもあった。
ロバート・フリップと不和となった後、キング・クリムゾンを去る。その後、
エマーソン、レイク&パーマー(Emerson, Lake And Palmer)の作詞を担当。イタリアのプログレッシブ・ロック・バンドのプレミアータ・フォルネリア・マルコーニの海外デビューに際して
PFM(P.F.M. / Premiata Forneria Marconi)の略称を発案した。
またシンフィールドは、
ロキシー・ミュージック(Roxy Music)のデビューアルバム『Roxy Music』をプロデュースし、セリーヌ・ディオンやシェールなどのポップソングの作詞も手がけた。 セリーヌ・ディオンのヒット曲「Think Twice」は、作曲家として名高いアイヴァー・ノヴェロ賞の最優秀楽曲賞(音楽および歌詞)を受賞した。