デュラン・デュラン(Duran Duran)のヴォーカリストである
サイモン・ル・ボン(Simon Le Bon)は、Rob Brydonのポッドキャストの新しいインタビューの中で、「バンド」について語る。「バンド」という概念は「終焉にかなり近づいていると思う」と語り、少なくとも「黄金時代は終わったと思う」とも語っています。
「“バンド”は、終焉にかなり近づいていると思う。今でもバンドは存在しているけど、黄金時代は終わったと思う。ある人が僕に言った。それは日本のレコード会社の重役で、とても偉い人だった。“サイモン、デュラン・デュランは偉大な英国のR&Bバンドの最後のバンドだ”。“R&B?”と僕が尋ねると、彼は“そうだよ、言いたいことは分かるよね。ビートルズやローリング・ストーンズのようなものだ”と言っていた。ビートルズやローリング・ストーンズと同じカテゴリーに分類されるだけでも、僕にとっては十分だよ」
ル・ボンは、デュラン・デュランが全盛期を迎えた80年代には「世界一のバンド」が存在し得たことを指摘し、「その5分間ぐらいは僕たちだった」と語っています。さらに、彼はこう続けます。
「今、世界で一番のバンドは誰か言えるかい? 今、最も注目されているアーティストは、おそらくテイラー・スウィフトだろうね。コールドプレイも上位にランクインしているけど、彼らは...(中略)グラストンベリーでのコールドプレイのパフォーマンスは素晴らしかったよ。彼らは他のバンドにはない方法で観客を魅了していた。
(黄金時代は終わったという発言に戻り)
当時と今を比較してみてほしい。今はアーティストに注目が集まることはあるけど、その後は永遠に消えてしまう。僕たちは生き残っている。それが僕たちの功績だ」