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フランク・ザッパの息子ドゥイージル 10代前半は父の楽曲を理解できず ヴァン・ヘイレンらを研究して技術を磨き それが父の楽曲の演奏につながる

2024/11/12 18:15掲載
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Eddie Van Halen and Dweezil Zappa
Eddie Van Halen and Dweezil Zappa
フランク・ザッパ(Frank Zappa)の息子、ドゥイージル・ザッパ(Dweezil Zappa)は近年、父親の楽曲をステージで再現するエキスパートとしてツアーを行っていますが、ギターを始めたばかりの10代前半の頃は理解できず、父親の楽曲を演奏するには多くのことを知らなければならないと思っていたという。エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)ランディ・ローズ(Randy Rhoads)の演奏に夢中になることで、テクニックなどを習得し、やがてそれが父親の楽曲を演奏することにつながったと、リンゼイ・パーカーの新しいインタビューの中で話しています。

「僕はいつも父のギター演奏が大好きだったけど、父が書いた音楽を演奏したり、父が演奏していたスタイルで演奏したりするには、たくさんのことを知らなければならないと理解していた。

それらは、(ギターを始めたばかりの)12歳の僕には具体的に理解できるものではなかった。僕は“ああ、これにはたくさんの層があるんだな”と思った。自分が到達すべき場所に到達するためには、掘り下げることができる焦点を見つけなければならなかった」

その時、彼は2人のギタリストのスタイルが自分にとって完璧に理にかなったものであることを見つけました。

「ヴァン・ヘイレンの音楽と、オジー・オズボーンと共演していたランディ・ローズのギター演奏は、僕が12歳の頃、ロサンゼルスのラジオでおそらく最も人気のあるものだった。だから、1982年にはヴァン・ヘイレンやオジー・オズボーンの音楽をたくさん聴いていたんだ。

そういった音楽のギター演奏は、スピーカーから飛び出してくるような鋭い音で、僕はそういうサウンドが大好きだった。“僕ももこんな風に弾いてみたい”と強く思った。それから、同じような音を出す方法を考え、本当に夢中になって取り組んだ。1日8時間、10時間、12時間もギターを弾いていた。テクニックを習得し、どうやって演奏しているのか理解しようとするのがとても楽しかったんだ」