BS朝日『自分流〜“知”の探求者たち〜「フォーリーアーティスト 渡邊雅文」』(c)BS朝日
アニメを見ていると何気なく聞こえてくる足音、床がきしむ音、食器を置く音、衣擦れ……。効果音のなかでも人が動くときに生じるリアルな音をつくる職人がフォーリーアーティスト。日本のフォーリーアーティスト・渡邊雅文を特集するBS朝日『自分流~“知”の探求者たち~「フォーリーアーティスト 渡邊雅文」』は11月16日(土)放送。今回は人気サッカーアニメ『ブルーロック』の音づくりに迫る。
■『自分流~“知”の探求者たち~「フォーリーアーティスト 渡邊雅文」』
BS朝日 2024年11月16日(土)よる11:00~11:30
アニメを見ていると何気なく聞こえてくる足音、床がきしむ音、食器を置く音、衣擦れ……
効果音のなかでも人が動くときに生じるリアルな音をつくる職人がフォーリーアーティストだ。ハリウッド映画でも活躍する重要な役割だが、日本でフォーリーを専門で行う人はごくわずかだ。そのなかでも『東京リベンジャーズ』や『ブルーロック』といった数々の人気アニメを生音で支えてきたのが、フォーリーアーティスト・渡邊雅文(40)
渡邊が大事にしているのは「音で演じる」こと。生の音ではないと表現できない、キャラクターの性格や感情を音に乗せ、世界観を創り出す。さらに、映っていないキャラクターの動きまでも想像して音を付けることで、視聴者が映像の世界に入り込めるような臨場感を演出する。
もうひとつ、渡邊が伝えたいことは「音を楽しむ」こと。細かな観察力と大胆な発想、そして音による表現を追求する姿勢を体現し、その魅力を発信する渡邊。拠点とする香川県のフォーリースタジオには一見ガラクタのように見える大量の道具が並び、シーンやキャラクターに合わせた音を自在に創り出していく。ときには即興で、作品に必要な「音」を的確に見つけるのが彼の技だ。今回は、人気サッカーアニメ『ブルーロック』の音づくりに迫る
番組ページ
https://www.bs-asahi.co.jp/jibunryu/