オーシャン・カラー・シーン(Ocean Colour Scene)や
ポール・ウェラー(Paul Weller)のサポートでも知られるギタリスト、
スティーヴ・クラドック(Steve Cradock)は、
ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)のギターを吸ったことがあるという。米Guitar Worldの新しいインタビューの中で「本当だよ」と認め、ギターの木材を削り取り、それを巻きタバコにして吸ったと、話しています。
「本当だよ。ジミ・ヘンドリックスのギターを吸ったんだ。
ボブ・ラムという人物のスタジオで、1990年か1991年のことだったと思う。ボブ・ラムはトレヴァー・バートン(ザ・ムーヴのギタリスト)と友人だった。
彼はジミ・ヘンドリックスとセッションを共にしたことがあり、トレヴァー・バートンのバンドではドラマーだった。彼はジミ・ヘンドリックスが所有していたという黒いストラトキャスターを持っていた。ピックアップは付いておらず、ギターのボディだけが壁に飾ってあった。それで、そのギターの木材を少し削り取って、マリファナの代わりに巻いて吸うのは面白いだろうと思ったんだ。
よくある愚かなことの1つだった。面白そうだったからやったんだ。アメリカでは聞きたくない話かもしれないけど、聖書のページを巻くのに使ったんだ。詩篇の素敵な一節を選び、ギター(の削りくず)を巻いたんだよ。
(ヘンドリックスの精神を吸収するのに役立ったかと尋ねられ)
いや、そんなことはなかった! 彼は手の届かない存在だからね。ジミ・ヘンドリックスは大好きだよ。
バカげていたからやったんだ。楽しいだろうと思ってやったし、実際にそうだった。確かにバカげていたよ」