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デヴィッド・ギルモア、ピンク・フロイド『The Endless River』で「レコード会社にいじめられて」自身がした「間違い」を明かす

2024/11/06 12:48掲載
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Pink Floyd / The Endless River
Pink Floyd / The Endless River
ピンク・フロイド(Pink Floyd)が2014年にリリースしたスタジオ・アルバム『The Endless River』。デヴィッド・ギルモア(David Gilmour)はロサンゼルス・タイムズ紙の新しいインタビューの中で、このアルバムで「レコード会社にいじめられて」自身がした「間違い」を明かしています。

『The Endless River』は、2008年に亡くなったリック・ライトのトリビュートというコンセプトで、リード・ヴォーカルが入った唯一の曲「Louder Than Words」を除いて、ほぼ全曲がインストゥルメンタルとアンビエントミュージックで構成されています。発売時には賛否両論の評価を受けました。

ギルモアはインタビューの中で、こう話しています。

「言っておくが、あのアルバムを作ったとき、エンジニアのアンディ・ジャクソンがまとめた『The Big Spliff』というものがあった。1994年の『The Division Bell』のセッションで録音したジャムの断片を集めたもので、これはブートレグで出回っていた。当時、僕らがやっていたこういうものを欲しがるファンがたくさんいたので、彼らにそれを提供しようと思ったんだ。

僕の間違いは、レコード会社にいじめられて、正式なピンク・フロイドのアルバムとして発売することにしたことだったと思う。あれが何であるかを明確にすべきだった。あれは決して『The Division Bell』の続編になることを意図したものではなかった。でも、知ってのとおり、このような面倒なことに再び巻き込まれるのはいつものことだ」