Paul Stanley (Image: c Jeff Kravitz/FilmMagic - Getty)
ポール・スタンレー(Paul Stanley)は、
キッス(KISS)のキャリアを通じて多くのグルーピーと関わりましたが、その関係の多くが「健全なもの」であったという。最近出演したポッドキャスト『Steve-O’s Wild Ride』の中で、その歴史について語っています。
「楽屋やホテルで起こっていたことを宣伝したわけではない。ただ、それは周知の事実だった。つまり、みんなはただ何が起こっているのかを見ていただけ。なんて素晴らしい、素晴らしい人生なんだろう。それは人々が想像する通りであり、それ以上のものだった。
興味深いのは、女の子たち、グルーピー、若い女性、何と呼ばれていたにせよ、それは本当に、冗談抜きで健全なものだった。
みんな音楽が好きでそこにいた。一緒に旅をし、洗濯もしてくれたし、みんなと一緒に映画を見に行ったりした。くだらないことは何もなかった。仲間意識があったんだ。そして、みんな音楽が大好きだった。俺もみんなが大好きだった。だから、お互いにとって良い関係だったんだ」
スタンレーとジーン・シモンズのどちらに最も多くの追っかけがいるか、あるいはポッドキャストの司会者自身の言葉を借りれば、どちらが“一番すごいのか”という質問に対して、スタンレーは「何をすごいと考えるかによる」と答え、それ以上は詳しくは語りませんでした。
また、司会者は、長続きしない関係を偽って誰かと関わるよりも、一夜限りの関係を持つ方が正直だと提案すると、スタンリーはこう話しています。
「状況によって行動は異なる。ライヴに来る女の子たちは、口説かれるために来ていたわけではない。今夜がある。それはみんな知っている。君も俺も知っている。そして、それはとてもシンプルなことだった。誰も傷つかなかった。誰もが、無視されたり、軽んじられたと感じて去っていくことはなかった。
俺たちはとても率直で、みんなもとても率直だった。みんなはある理由があってそこにいた。だから、誰もだれかを欺いていたとは思わない。それがとても楽しく感じられた理由だ。とてもシンプルだったんだ。誰とどんな関係であれ、できればシンプルであるのが一番だ。それが一夜の関係であっても、生涯を共にする関係であってもね」