ワーナーミュージック・ジャパンから、70年代のディスコ・ブーム時にリリースされた国産ディスコの名盤・迷盤・珍盤が初配信。平尾昌晃によるディスコ・プロジェクト、国内の著名スタジオ・ミュージシャンが外国人の名を使い制作した謎のディスコ・プロジェクト「ブラック・レベル」、大物邦人ミュージシャンによる変名ディスコ・プロジェクト「カフェ・オーレ」、職人集団が変名でリリースしたキャンディーズやピンク・レディーのヒット曲のアナログ・シンセ・カヴァー、ボブ佐久間によるディスコ・アレンジの「上を向いて歩こう」カヴァーなど。YouTubeほかで聴けます。
<対象作品(カッコ内はオリジナル・リリース日)>
■平尾昌晃『DISCO TRAIN』(1976/7/25)
数々のヒット曲を世に放った昭和歌謡の大物コンポーザー、平尾昌晃によるディスコ・プロジェクト。オールディーズの名曲やオリジナル曲を、深町純がディスコ・アレンジし収録。
■ブラック・レベル『DISCO ACTION』(1976/9/25)
国内の著名スタジオ・ミュージシャンが外国人の名を使い制作した謎のディスコ・プロジェクト。ジャケットに映る少女は後にマイケル・ジャクソンの「スリラー」のMVでマイケルの相手役を務めることとなるオーラ・レイ。
■カフェ・オーレ『MIDNIGHT BAZAAR』(1979/11/28)
大物邦人ミュージシャンによる変名ディスコ・プロジェクト。近年海外でサンプリングネタに採用するなど注目を集めている作品。
■ザ・バッハ『土曜の夜はやさしい悪魔/ディスコ!! ウォンテッド』(1978/7/10)
冨田勲らシンセサイザー音楽の世界が注目を集める中、職人集団が変名でリリースしたシングル。キャンディーズ、ピンク・レディーのヒット曲をアナログ・シンセで巧みにカバー。
■ディスコ・ギャング『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』(1976/10/25)
若くしてアニメやドラマ、バラエティなどテレビ番組の音楽を手掛けたボブ佐久間によるディスコ・アレンジの「上を向いて歩こう」カバー。ジャケットは数多くのソウル・レコードで手腕を振るったイラストレーターでソウル・ダンサーでもある江守 藹(あい)。
■Various Artists『DISCO MONSTER』(1978/8/25)
70年代ディスコブームの中生まれた国産ディスコ・サウンドを集めたコンピレーション